2025年夏。40度近い猛暑のベランダでミニトマトを栽培し、暑さにより葉が枯れる・落花・収穫量低下を経験しました。
今年は絶対、暑さに強い品種を植えるぞ!と意気込んでいたものの、4月〜5月にホームセンターを何店舗もはしごしても見つけられず…そこで諦めて、病気に強いと言われている接木苗の「甘っこ」を購入して育てています。
ところが!6月に入ってからホームセンターに行くと「サマー千果」が並んでいました。気になっている品種だったので早速購入。
この記事では、サマー千果の特徴である「暑さへの耐性」「猛暑でも収穫量が落ちにくい」という評判は本当なのか、気になる収穫量と味についてリアルタイムで書いていきます。
ミニトマト「サマー千果」の特徴
「サマー千果(サマーちか)」は、タキイ種苗が2024年に発表した、夏の猛暑に負けず美味しい実を収穫できるミニトマトの新しい品種です。以下のような非常に扱いやすい特徴を持っています。
- 夏の暑さに強い(高温着果性):猛暑日(35℃以上)が続くような環境下でも花が落ちにくく、しっかりと実をつけます。
- 実が割れにくい(耐裂果性):急な雨や水分の変化でトマトの皮が破れてしまう「裂果」が少なく、綺麗な状態のまま収穫できます。
- コンパクトで育てやすい(短節間):葉と葉の間(節間)が短く育つため、株全体が間延びせずコンパクトにまとまります。
- 安定した美味しさと見た目:低い段(栽培の初期)から安定して糖度が高く、美味しい実が収穫できます。
- 病気への強さ(複合耐病性):葉かび病や斑点病など、複数の病害に対して耐性を持っているため、農薬の使用を極力抑えたい家庭菜園でも安心して育てられます。
真夏の厳しい環境下でも栽培の手間が少なく、かつ安定して収穫を楽しめるため、初心者からベテランまで幅広くおすすめの品種と言われています。
私は何よりも「暑さに強い!」という売り文句に惹かれて購入を決めました。去年の猛暑が完全にトラウマになっています。笑
今年(2026年)も猛暑になると予想されているので、猛暑の中での実力が気になるところです。
数店舗ハシゴしてわかった、暑さに強いミニトマトが売っている時期

暑さに強いミニトマト品種を探すなら、お住まいの地域にもよりますが「6月以降」がおすすめです。
ミニトマト栽培を始める場合、4月〜5月にかけて苗を購入するのが一般的です。実際、多くのホームセンターでもこの時期にミニトマトの苗が一番多く店頭に並ぶ傾向にあります。サマー千果も、公式情報によると「4月中旬〜5月ごろ植え付け、6月〜11月収穫」となっています。
しかし、この時期に「暑さに強いミニトマト品種」を必死に探し回っても売っていませんでした。
その理由は、6月になって暑さに強いとされるサマー千果を手に入れてわかりました。売り場には「夏植えミニトマト」、苗についている札には「秋どり」と書いてあります。つまり、暑さに強いミニトマトは「夏植え秋どり品種」として扱われていて、店頭に並ぶのは初夏〜夏のようです。
なお、サマー千果などの暑さに強い品種は、比較的新しいものが多いです。店舗によっては取り扱いがない場合もあります。筆者が行ったホームセンターでも、暑さに強い品種の取り扱いはそれほど多くありませんでした。
サマー千果 栽培記録
サマー千果の栽培記録をまとめています。リアルタイム更新です。
6月上旬 苗の購入&植え付け
購入したサマー千果の苗はこちら。まだ花は咲いておらず、高さは25cmほどです。

店舗で見た時は元気だったのですが、持ち帰ってみると下の方の葉が少ししおれていました。土はまだ湿っていたので、水切れではなさそうです。持ち帰る際に葉を痛めてしまったのかもしれません。

パッケージには「暑さに強く秋までしっかり収穫できる!」「うま旨秋どり」「暑さに強い!」と、耐暑性がしっかりとアピールされています。
秋まで収穫できるのもポイントです。4月に植え付けしたミニトマト「甘っこ」はすでに実がなっている一方、おそらく秋には枯れてしまうのでちょうど栽培期間が分かれて良いかも。
甘っこの栽培記録はこちらにまとめています。
植え付けしたサマー千果はこちら。今回は不織布製・10号サイズの鉢(土の量15L)に植えました。土は市販の野菜用培養土です。

今回は誘引しやすくするため、やや端に寄せて植えてみました。根張りが良くなるように、割り箸で根っこを押さえています。
植え付けテクニックについては、こちらの記事に詳しく書いています。
すでに誘引できそうだったので支柱を立てて軽く麻ひもで誘引。

画像のように、数字の「8」の形に軽く結びます。
去年は2本立て・あんどん仕立てでしたが、今年はシンプルな1本立てにする予定です。サマー千果には「コンパクトにまとまりやすい」という特徴もあるため、どのくらい高さを抑えられるのかも楽しみです。
ミニトマトの高さ対策についてはこちらにまとめています。伸びすぎた!と思っても、先端をハサミで切るのはちょっと待って。
6月中旬 順調に育つ

元気に育っています。植え付け時に気になっていた葉っぱのしおれも回復。

つぼみがついてきました。今の時期はそれほどやることはないですが、脇芽を適宜取りながら育てています。
初心者が迷いがちな「脇芽かき」について詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
6月下旬 一番花が咲く

一番花(一番最初の花)が咲き始めているのを確認。順調です。
6月末 一番実

一番実を確認。
最近、受粉を促すために時々支柱を指でトントンしています。支柱を揺らせることで花粉が放出され、受粉しやすくなります。
7月初め うどんこ病が発生
ここまで順調だったサマー千果ですが、うどんこ病が発生してしまいました。

うどんこ病と奮闘した体験談はこちらにまとめました。
7月上旬 最初の追肥

植え付けから約1ヶ月経ち、一番実がビー玉サイズになったので最初の追肥を行いました。
今回は10号鉢に対してプロミックを3錠使用しました。土の上に置くだけで約2ヶ月効果が続きます。
土の上に置くだけなので、肥料が効きすぎた!と思ったら取り除くことができるのもポイントです。
追肥のタイミングについてはこちらに詳しく書いています。
このミニトマトはまだ元肥が効いている感じだったので、まだ追肥しなくていいかも?とも思いましたが、肥料不足サインが出てからでは遅い場合もあります。
というわけで教科書通りの「植え付け1ヶ月後、一番実がビー玉サイズ」のタイミングでプロミックを追肥しました。
7月中旬 肥料過多サインが出る、追肥除去
追肥したばかりのミニトマトですが、肥料過多のサインが複数出ました。
- 茎が太くなる
- 先端の葉が丸まる
- 花房の先から花が出る
- 葉の端が枯れる
ただ、花のつき方や実付きがすごく悪くなった印象はないため、肥料過多と言っても軽度だと思います。
そこで特別なことはせず、一旦プロミックを除去して様子を見ています。
肥料過多の見分け方はこちらに詳しく書いています。

なぜ肥料過多になったか
一番の原因は、まだ肥料不足サインが出ていないのに「一番実の大きさ」や「植え付けからの日数」で追肥の判断をしてしまったことです。
もう一株の方が肥料不足になってしまい、その解消に2週間くらいかかったのもあって、「追肥を忘れないようにしよう」と思いすぎていました。
この株は新品の培養土を使用しているので、あまり急いで追肥をする必要はなかったと思います。
7月下旬① 害虫被害 タバコガ?

葉の一部がかすれています。これだけなら、枯れちゃっただけかな、とも思ったのですが…

中に幼虫らしき緑色のイモムシが!!
イモムシのサイズは長さ1cm、幅2mmほど。
大きさからタバコガの若齢幼虫と判断しました。
発見した葉は摘み取りました。
今の所、実には被害が出ていないですが、卵を産み付けられていないかヒヤヒヤしています。毎日観察し、見つけたら被害の出ている実や葉は取ります。
7月下旬② 下葉が黄色に 葉かきを行う

下葉が黄色くなってきたため葉かきを行いました。
まだ1つも実を収穫できておらず、下葉も温存したいところですが、傷んだ葉は取ります。
葉かきについては、こちらに詳しく書いています。
まとめ
この記事は、2026年の栽培記録のため、順次更新していきます。気になる方はブックマークをお願いします!









