同棲で家具を捨てたくない!一人暮らしの家具家電を流用するコツと手放し方

同棲が決まったとき、正直なことを言うと「家具を全部新しくしたい」と思っていました。せっかく二人で新生活を始めるなら、インテリアも揃えてすっきりさせたい。でも現実には予算が追いつかず、一人暮らしの家具家電を流用しながらスタートしました。

一方でネットを見ると、逆のパターンで悩む人もいます。「彼氏(彼女)が一人暮らしの荷物を全部持ち込んで部屋がカオスになった」というような相談も少なくありません。

「どちらを残すか」で意外ともめるのが家具家電問題。ある調査によると、結婚・同棲時に家具家電が重複したカップルは約9割、そのうち約3割がどちらを残すかでパートナーと意見対立を経験しているそうです。

同棲の家具問題は「捨てたくない」「買い替えたい」という二人の気持ちがぶつかりやすいテーマです。

この記事では、実際に流用しながら同棲をスタートした我が家の体験をもとに、上手く仕分けるコツと、被ったものをスムーズに手放した方法をまとめています。

目次

まず二人で「持ち寄りリスト」を作る

同棲準備でまず最初にやってほしいのが、二人それぞれが持っている家具家電の書き出しです。

頭の中だけで「あっちが冷蔵庫持ってるからこっちは不要」と判断しようとすると、必ず抜け漏れが出ます。スプレッドシートでもメモ帳でも何でもいいので、品目・サイズ・購入年を書き出して並べてみてください。

サイズに違いがある場合は、二人暮らし用に大きい方を残しましょう。購入年がわかっていると、新しい方を残す判断ができます。

メモにすれば、何が被っているか、何が足りないか、何を捨てるべきかが一目でわかるようになります。これをやるだけで、無駄な買い替えをかなり防げます。

我が家の場合、夫(当時は彼氏)はものへの執着がほぼなく「何でも捨てる派」だったので、持ち込みはほぼありませんでした。その分、私が一人暮らしの荷物をどこまで持ち込むかを自分で判断する必要がありました。

この経験から思うのは、どちらのパターンでも「持ち寄りリストを先に作る」ことが大事だということです。何が揃っていて何が被っているかを可視化しないと、判断できません。

もうひとつ、我が家で決めておいてよかったのが「新たに買うものは誰が買うか」です。割り勘にするのではなく、家具ごとに購入者を決めました。理由は、万が一同棲解消になったときに揉めないようにするため。同棲はまだ先が決まっていない段階でもあるので、所有者を明確にしておくと後々すっきりします。

何を流用して何を手放すか、何を新たに買うか。リストがあるだけで話し合いがスムーズになります。

二人でそれぞれやるのが難しければ、どちらか得意な方(マメな方)がまとめてメモを作ってもOKです。

流用できるもの・できないものの仕分け方

書き出したリストを見ながら、「流用できるか」を判断する基準は主に3つです。サイズ・容量・機能の重複。この3軸で仕分けていきましょう。

重複しやすい家具家電として最も多いのは「ベッド・布団」で、次いで冷蔵庫、洗濯機と続きます。どれも一人暮らしから各自が持っている生活必需品ばかりです。

流用しやすいもの

テレビ台は、高さ105cmのカラーボックスをそのまま持ち込みました。43インチのテレビを置いても左右に余裕があって、「いずれちゃんとしたものを」と思いながら今でも現役です。カラーボックスは横置きで耐荷重10kgくらいのものが多く、サイズが合えば十分機能するので、見た目にこだわりがなければ流用で全然問題ありません。

ダイニングテーブルは、本当は二人で向かい合って使えるサイズのものを買いたかったのですが、新居のサイズ的に断念。私が一人暮らしの時にパソコン机として使っていたものが結構大きかったので、それを流用しています。向かい合って座れないので互い違いになるように座っていますが、特にストレスはありません。

カーテンはサイズ次第です。我が家では丈が足りず、新居の大きな窓には使えませんでした。ただ腰窓の部屋には流用できたので、全部無駄にはなりませんでした。

私は内見の時にメジャーを持って行ったのですが、「採寸しなくてもまあこんなもんかな」「営業さんもいるし早めに内見を終わらせたいな」と思って採寸しなかったために入居までにカーテンを用意することができませんでした。採寸は引越し前に必ずやっておくことをおすすめします。

調理器具は包丁・お玉・食器などをそのまま持ち込みました。夫が自炊をしていなかったので被りもなし。鍋は一人暮らし用だと小さかったり種類が足りなかったりしたので、収納しやすい取っ手が取れるタイプのものを新たに購入しました。

本棚は二人とも本をあまり持っていなかったので持ち込まず、小物や書類などが増えてきたタイミングでホームセンターでシンプルな木製ラックを新たに購入しました。

要検討のもの

冷蔵庫は容量不足になりやすい家電の筆頭です。我が家では一人暮らし用では足りず、400L弱サイズの家族用に買い替えました。今のサイズでも野菜室や冷凍庫はパンパンで、一人用だと完全にパンクしていたと思います。冷蔵庫が大きいとまとめ買い・まとめ作りができるので、料理する人のストレスが大きく変わります。最初から買い替え前提で考えておくのが正解でした。

洗濯機は7kgサイズを新たに購入したのですが、これは後悔しています。夫の仕事着を洗うとパンパンになって2回回すこともありますし、分厚い毛布が洗えないこともあります。我が家の洗濯物の多さなら10kgサイズにしておけばよかったと今でも思っています。

→ 洗濯機選びで後悔したことはこちらにも詳しく書いています:[縦型洗濯機を選ぶときに見たポイント]

ベッドはセミシングル2台をくっつけてクイーンサイズにしました。一人暮らし時代のシングルは二人とも処分。私のものはしばらく倉庫で保管していたらカビが生えていて、夫のは再組み立て不可能なものだったので普通に捨てましたが、状態が良ければ買取に出すこともできます。

マットレスはサイズアップして買い替えましたが、布団や毛布はそれぞれシングルを持ち込んで2枚使いにしています。ダブルサイズの布団は取り扱いが大変ですし、2枚の方が隙間ができず冬も寒くない。これは意外とおすすめの方法です。

→マットレスは引越し重視で選んだら寝心地が悪くて買い替えるハメに…:[寝返り問題でマットレス買い替え。約2万円が金ドブに]

掃除機は我が家の場合、一人暮らし時代はペタコロだけで済ませていたので被りませんでした。同棲を機にダイソンのハンディ掃除機を購入しましたが、のちにロボット掃除機にすればよかったと後悔しています。

→ ロボット掃除機を買う前にレンタルで試す方法はこちら:[ロボット掃除機、買う前にレンタルで試せる?]

ほぼ確実に被るもの

電子レンジ・炊飯器・ドライヤー・ハンガーラックあたりは、二人とも持っていることがほとんどです。

電子レンジは私のものを持ち込みましたが、のちに消音機能があるものに買い替えました。
関連記事:[意外と少ない消音機能付きレンジ。私が使っているもの・音の消し方が確認できたものを紹介]

炊飯器は3合の一人暮らし用でもとりあえずいけますが、まとめ炊きやお弁当作りを機に5合サイズへ。

ドライヤーは新しい方を残して、古い方は断線していたので捨てました。

ハンガーラックは二人とも持ち込んで両方フル活用しています。クローゼットが季節外れの寝具や服でいっぱいになってしまっていて、むしろ2台あって助かっています。

→ 同棲前に知っておきたい「買って後悔した家具家電」はこちら:[同棲で後悔した家具・家電6選]

流用するときの3つのコツ

仕分けができたら、次は「どちらのものを残すか」を決める作業です。揉めないためにも、感情ではなくスペックで判断するのがおすすめです。

スペックが良い方を残す

製造年・容量・機能を比較して、より新しくて性能が高い方を残しましょう。「自分のものを残したい」という気持ちはわかりますが、ここは実用性優先で。古い方を手放すと割り切れば、判断もシンプルになります。

置き場所を先に決めてから搬入する

「とりあえず持っていって、新居で考えよう」は危険です。いざ搬入してみたら置く場所がない、動線がおかしい、ということが起きやすくなります。間取り図を見ながら、あるいは内見時にどこに何を置くかを先に決めてから引越し当日を迎えましょう。

私は買い替えた洗濯機、採寸しなくても入るだろう、と思っていたら設置の時に追加部品が必要になりました。買い替えだったので幸い設置時に購入できましたが、古いものを持っていく場合はそうもいかないと思うので置き場所の確認は必須です。

「とりあえず持っていく」は禁物

迷ったものを全部持っていくと、新居が荷物だらけになります。「半年使わなかったら捨てる」という判断は引越し後にはなかなかできないので、迷うものは引越し前に決着をつけておくのがベターです。

冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、引越し屋さんを使って運ぶ→あとで処分する、となると二重にコストが発生します。

一時保管は「先送り」でしかない

迷ったものを「とりあえず実家に置く」「トランクルームに預ける」という選択肢もあります。でも私の経験上、これはあまりおすすめしません。

私自身、一人暮らしを引き払う際に親が「捨てるなんてもったいない」と言って、引越し業者を使って実家に運びました。長距離だったので費用は10万円。

でも結局、家電類は二人暮らしを始めるときに買い替えることになりました。それに実家の倉庫で保管していたシングルベッドには、カビが生えて結局捨てるハメに。実家に運んだ荷物はほぼ無駄になりました。

トランクルームの場合はさらに月額の保管コスト(固定費)が積み上がります。「もったいない」と思って取っておいた結果、余計なお金がかかるという本末転倒になりかねません。余計な固定費がかかると彼氏・彼女とご飯に行ったりする楽しみのお金が少なくなります。

迷ったものは、引越し前に結論を出す。それが一番コストがかかりません。

→ 固定費を見直したい方はこちら:[固定費削減で家計を楽に|夫婦2人暮らしで年間40万円減らした方法]

どうしても被ったものはセカストの出張買取へ

我が家の場合、不要になったのが洗濯機・冷蔵庫・電子レンジでした。どれも動いているものを捨てるのは忍びなく、かといって自分で運ぶのは現実的ではない。

そこで使ったのが、セカンドストリートの買取サービスです。

洗濯機・冷蔵庫は出張買取を利用

大型家電は自分で運べないので、家まで来てもらえる出張買取を選びました。どちらも6年落ちのものでしたが、動作確認ができたので値段がつきました。

2つ合わせて約5000円。買った値段を考えると大きな金額ではありませんが、「思ったより高く売れたな」という実感でした。「捨てるよりまし」どころか、運び出しまでやってもらえて手間がゼロだったので、十分満足しています。

ひとつ注意点があります。動作確認ができないものは買い取ってもらえません。

引越し前日まで使っているものはそのまま査定してもらえますが、早めに電源を抜きすぎると確認できなくなるので、当日ギリギリまで電気を通しておくのが安心です。電気の契約を切るタイミングにも注意です。(水道は止まってても大丈夫でした)

また、出張買取は出張費がかかるため、店頭持ち込みに比べて買取価格が少し下がります。それでも、大型家電を自分で運ぶ手間や処分費用を考えると、出張を選ぶ価値は十分あると思います。

壊れているものは潔く捨てる

ドライヤーは断線してショートしてしまったので不燃ごみへ。騙し騙し使っていたのですが、引越しのタイミングで踏ん切りがつきました。不思議なことに引越しのタイミングって今まで使っていたものが壊れたりするんですよね。

壊れているものは買取に出せないので、引越しを機に処分するのが一番すっきりします。

小型家電(電子レンジ・炊飯器)は持ち込み買取

電子レンジは自分で運べるサイズだったことと、洗濯機・冷蔵庫とは別のタイミングで売りたくなったため、店頭への持ち込みを選びました。

購入時は約8000円だったもので、6年落ち。1500円で買い取ってもらえました。こちらも、洋服などよりもかなり値段がつくなぁという印象です。粗大ごみに出すよりお金になる上に、誰かに使ってもらえるのはやっぱり気持ちがいいです。

炊飯器も同様に持ち込みで売れると思います。我が家の炊飯器は実家が欲しいというので譲りました。

捨てる前にセカンドストリートの買取を検討してみてください。

まとめ

同棲準備で「家具どうする?」問題に直面したとき、焦って全部買い替える必要はありません。まず二人で持ち寄りリストを作って、流用できるものとそうでないものを仕分ける。それだけで、無駄な出費をかなり抑えられます。

どうしても被ってしまったものは、捨てる前にセカンドストリートの買取を検討してみてください。大型家電は出張買取、自分で運べるものは持ち込みと使い分けると、手間も少なく済みます。

同棲の初期費用は、工夫次第で思っているより抑えられます。家具家電の流用もそのひとつ。ぜひ引越し前に二人でリストを作るところから始めてみてください。

▼同棲・二人暮らしで後悔した家具家電についてまとめています

▼同棲にかかるお金の全体像が気になる方はこちら

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この記事を書いた人

アラサー主婦。夫と二人暮らし。
満足度を下げない家計管理と、NISA(インデックス・高配当株)での「コツコツ資産運用」が日課です。
体調の波と上手く付き合いながら、暮らしを賢く最適化していくのが好き。
ベランダ菜園やセルフケア、お金の育て方など、実際に試して分かった「無理のない等身大の選択」を発信しています。

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