食洗機の置き場所に悩む賃貸民へ。ルミナスでシンクぴったりの台を自作しました

賃貸で食洗機台を自作

賃貸のキッチンで食洗機を置こうと思ったとき、まず壁にぶつかるのが置き場所問題です。

わが家が選んだ食洗機はパナソニックのNP-TA5。シンク横に置きたい、できればシンクと同じ高さに合わせたい、足元のスペースにはゴミ箱も収めたい。条件を整理すると、こうなりました。

  • シンクの高さ(約85cm)に棚板を合わせられること
  • 食洗機の重さに耐えられる耐荷重があること
  • 足元にゴミ箱2つが収まるスペースがあること
  • 賃貸なので壁や床に穴をあけないこと

この4条件を同時に満たす既製品は、なかなか見つかりませんでした。

目次

置き場所の選択肢を検討する

まず最初に目をつけたのが、パナソニックのスリムタイプ(NP-TSK2)です。奥行き約29cmとコンパクトで、シンク横のわずかなスペースにも収まるのが特徴。実家でも長年スリムタイプを使っており、使い勝手はよく知っています。

ただスリムタイプはシンク横のカウンタースペースに直置きすることを前提とした設計です。賃貸のキッチンはシンクの横にカウンタースペースがないレイアウトも多く、わが家もそのひとつ。置き場所がそもそもないため、スリムタイプは断念しました。

カウンタースペースがないため食洗機を直置きできない
シンク横のカウンタースペースが無い!

「置き場所がなければ作ればいいじゃない。」ということで、次に検討したのが、パナソニック純正のステンレス置き台(N-SP3)です。シンクに渡して使うタイプで、設置自体はシンプル。

ただこれを使うと、食洗機がシンクのスペースを大きく埋めてしまいます。実家で食洗機を使っていた経験から、食洗機に入りきらない大きな鍋などは手洗いする必要があることもわかっていました。食洗機で小さくなったスペースで鍋を洗うのは一苦労です。

結果的に、キッチン横のスペースに棚を新設+パナソニックの大容量タイプ(NP-TA5)を購入することにしました。

実際に購入したNP-TA5についてはこちらです。現在二人暮らしですが、大きめサイズで大正解でした。

市販ラックを探す→断念

食洗機をシンク横に置くためのラックを探しました。ただ、条件を整理すると既製品ではなかなか見つかりませんでした。

まず高さの問題。食洗機はコードの長さ・ホースの長さに限りがあります。それにNP-TA5はそれなりに高さもあり、ラックが高すぎると上の吊り棚に干渉する。使いやすさの観点からもできればキッチンと同じくらいの高さにしたい。

それから耐荷重の問題です。NP-TA5の本体重量は約19kg。そこに食器の重さと運転中の振動が加わります。市販のキッチンラックは耐荷重が小さいものが多く、安心して食洗機を載せられるものが限られていました。

さらに足元にゴミ箱を2つ収めたいというニーズもありました。賃貸の狭い部屋では、ゴミ箱をここに置くのがベストだったのです。

高さ・幅・耐荷重のすべてを同時に満たす既製品は、探してみてもなかなか見つからなかったのが正直なところです。

家具・家電で後悔しないためには、買う前にサイズや自分に合うかをしっかり確認することが大切です。

ルミナスでオリジナルラック制作へ

既製品で条件を満たすものが見つからないなら、パーツから組み合わせて作ってしまおうと思い至ったのがルミナスのスチールラックでした。

ルミナスの魅力はパーツの豊富さです。ポールの長さ、棚板のサイズ、補強パーツの種類など、細かく選べるので自分のキッチンにぴったり合わせられます。

ポール径25mmのシリーズは耐荷重も高く、食洗機を載せる台として十分な強度があります。公式情報では、ルミナススリムの棚板の耐荷重は135kg。19kgあるNP-TA5を載せて運転させても数字上、余裕があります。

選んだパーツ一覧と理由

実際に購入したパーツはこちらです。

ポール:ルミナス 25P090(90.5cm)×4本 アジャスター付きで、微妙な高さ調節で棚板を水平にできます。ポール径は棚板のサイズに合わせて25mmになりました。

棚板:ルミナス スリム 25mm径用 61×46cm NP-TA5の本体サイズが幅55cm×奥行34.4cmなので、余裕を持って収まるサイズです。実際に置くと、左右に3cmずつ、奥行きは8cmほど余裕があります。食洗機用洗剤も一緒に置いています。

スリーブ:4個セット 棚板をポールに固定するための留め具です。棚板の高さをシンクに合わせて調整するために使います。コの字パーツに使うため、合計8個必要になりました。

コの字バー:25KWB6045(幅60×奥行46cm)×2枚 中段と下段に入れてラック全体を補強するパーツです。購入の経緯については次のセクションで触れます。

ここまで、私が実際に購入したパーツを紹介してきました。実際に購入される際にチェックすることをまとめます。

  • 購入する食洗機のサイズをチェック
  • 置き場所の幅・奥行き・高さをチェック
  • 購入するパーツの幅・奥行き・ポール径・高さなどをチェック

パーツのサイズを間違ってしまうと棚が完成しません。特にポール径は19mmタイプと25mmタイプがあり、間違えやすいので注意してください。

組み立て・高さ調整の考え方

組み立て自体はシンプルです。ポール4本を立て、スリーブで棚板の高さを固定するだけ。ドライバーなどの工具は不要で、賃貸でも気軽に作業できます。

棚板をはめ込む際、できればゴムハンマーを用意することが推奨されています。ない場合は力技でもできますが、あるとスムーズです。

高さ調整のポイントはシンクの高さに棚板を合わせることです。わが家のキッチンの高さは約85cm。賃貸のキッチンは大体この高さで、標準サイズと呼ばれているそうです。

スリーブをポールの85cm付近に差し込んで棚板を固定しました。シンクと棚板の高さが揃うと、食器をシンクから食洗機へ移す動作がスムーズになります。

ポール自体は90.5cmあり、棚板より上にポールが少し出る形になります。数字上は5.5cmも長いですが、実際にはスリーブ・棚板の厚さがあるため、そこまで飛び出しているわけではありません。

ポールの飛び出し

棚板等のはめ込み後でも、ポールのアジャスターで水平になるよう微調整すればOKです。

失敗談 |コの字バーは1つでは足りなかった

コの字バーは最初1つだけ購入しました。補強パーツだからとりあえず1つあれば足りるだろう、という判断でした。

ところが組み立ててみると、少し手で押しただけでラックがぐらつきます。食洗機は本体だけで約19kg、そこに食器の重さと運転中の振動が加わります。この状態で載せるのは不安だと感じ、コの字バーをもう1つ追加注文しました。

中段と下段の2か所に入れることで、ぐらつきが解消されました。最初から2つ買っておけばよかったというのが正直なところです。耐荷重に余裕があるラックを作りたい場合は、コの字バーは2つ購入することをおすすめします。

わたし

棚板を抜く分、コの字バーが大事になります。

注意点① ビニール板を敷く

ルミナスの棚板はワイヤー状になっています。そのまま食洗機を載せると、食洗機の脚がワイヤーの隙間にはまってしまいます。

対策はシンプルで、棚板の上にPVC板(ビニール製の板)を敷くだけです。これはルミナス公式でも推奨している方法で、脚のはまり込みを防ぐだけでなく、食洗機を安定して載せることができます。

シートはホームセンターや100均でも手に入ります。我が家では100円ショップのPPシートを使っていますが、少し薄いのとサイズが合わなかったため、切断&組み合わせて使っています。

注意点② コンセントはギリギリ問題

食洗機を設置してみて想定外だったのが、コンセントまわりの問題です。

まずコードの長さ。わが家ではギリギリ届く距離で、水切り棚に少しコードが干渉している状態です。パナソニックの取扱説明書には延長コードは使用しないよう明記されています。

電気工事の業者さんに聞いたところ「実際には使っているケースも多い」とのことでしたが、一応長さ的には足りているので、延長コードは使わないことにしました。

もう一点、公式にはアース付きコンセントへの接続が推奨されています。わが家はアースなしで使用していますが、安全面を考えると理想はアース接続です。こちらも設置してくれた電気工事士さんには何も言われませんでしたが、メーカー推奨ではないことをお伝えしておきます。

ただ賃貸の場合、コンセント工事は現実的に難しいケースがほとんどですよね。気になる方は管理会社に相談してみる価値はあるかもしれません。

足元にゴミ箱が収ま

ラックを自作した理由のひとつが、足元にゴミ箱を収めたいというニーズでした。ポール90.5cmに対して棚板が85cm付近にあるため、足元には十分な空間ができます。

ここにダイソーのゴミ袋ホルダー(高さ67cm)を2つ並べて置いています。

高さも幅もちょうどよく収まりました。既製品のラックではこの条件を満たすものがなかなか見つからなかっただけに、狙い通りに収まったときは気持ちよかったです。

キッチンのゴミ箱は置き場所に困りがちですが、食洗機台の足元をゴミ箱スペースとして活用することで、キッチン全体がすっきりまとまりました。

使ってみてどうか

実際に使い始めてみると、ストレスがありません。シンクと棚板の高さが揃っているので、食器をシンクから食洗機へ移す動作が自然です。高さが合っていないと地味にストレスになるポイントなので、ここにこだわってよかったと感じています。

ラックのぐらつきもなく、運転中の振動も気になりません。コの字バーを2つ入れた効果だと思います。

既製品では妥協が必要だった耐荷重・高さ・ゴミ箱収納の3条件が、ルミナスのパーツを組み合わせることですべて満たせました。

自作といっても工具不要で組み立ても簡単なので、同じような条件で悩んでいる方にはぜひ試してみてほしい方法です。

まとめ

賃貸キッチンへの食洗機設置で悩んでいる方に向けて、今回の内容を整理します。

わが家の構成

  • 食洗機:パナソニック NP-TA5
  • ポール:ルミナス 25P090(90.5cm)×4本
  • 棚板:ルミナス スリム 25mm径用 55×40cm
  • スリーブ:4個セット
  • コの字バー:25KWB6045×2枚
  • ゴミ箱:ダイソー ゴミ袋ホルダー(550円)×2

やってよかったこと

  • シンクの高さに棚板を合わせたこと
  • コの字バーを2枚入れて補強したこと
  • PP板を敷いて足のはまり込みを防いだこと

事前に確認しておきたいこと

  • コンセントの位置とコードの長さ
  • アース付きコンセントの有無

キッチン横にスペースがない場合は、奥行きが約29cmのスリムタイプという選択肢もあります。置き場所の条件によって最適解は変わりますが、ルミナスのパーツ選びは「自分のキッチンにぴったり合わせたい」という方に特におすすめです。

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この記事を書いた人

アラサー主婦。夫と二人暮らし。
満足度を下げない家計管理と、NISA(インデックス・高配当株)での「コツコツ資産運用」が日課です。
体調の波と上手く付き合いながら、暮らしを賢く最適化していくのが好き。
ベランダ菜園やセルフケア、お金の育て方など、実際に試して分かった「無理のない等身大の選択」を発信しています。

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