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四物湯×四逆散はうつ・イライラに効いた?4ヶ月服用した私の体験談ブログ|効果と限界

セルフケア

以前の記事でご紹介した「加味帰脾湯(かみきひとう)」。 約6ヶ月間、じっくりと服用を続けました。

おかげで、土気色だった顔色が良くなり、 体力の底上げができた実感がありました。

でも、どうしても解決しきれない悩みがあったんです。 それが、突き上げてくるような「イライラ」「うつ症状」でした。

ちょうど精神薬の減薬を進めていた時期。 体調の波が激しく、離脱症状らしき不調も重なって……。

「元気は出てきたけれど、心の平穏が追いつかない」 そんな状態を主治医に相談し、新しく処方されたのが、 今回の「四物湯(しもつとう)×四逆散(しぎゃくさん)」でした。

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※この記事は、うつ症状で通院中の筆者が、医師の処方で漢方薬を服用した体験談です。効果の感じ方には個人差があります。服用については必ず医師の指導を受けてください。この記事によるいかなる結果にも責任は負いかねます。

なぜ「四物湯」と「四逆散」の組み合わせだったのか

主治医がこの2つを組み合わせてくれたのには、明確な理由がありました。 当時の私の体は、ざっくり言うと「心を落ち着かせる土台が足りない&出口が詰まっている」ような状態だったんです。

四物湯で「血(けつ)」を補う

以前、四物湯だけを飲んでいた時期もありました。 四物湯は、不足した「血」を補って体に栄養を届ける漢方です。

漢方でいう「血」は、全身に栄養を届けるだけでなく、「気を鎮める(精神を安定させる)」という大切な役割があります。

ただ、当時の私にはそれだけだと、どこか体が「重い」感じがしたんです。 「血」を蓄えようとはしているけれど、溜まる一方でうまく回っていない……そんな感覚です。

医師の勧めもあり、漢方だけでなく、香りでリラックスする時間も大切にしていました。

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四逆散で「気(き)」を巡らせる

そこに加わったのが「四逆散」です。 「四逆」とは、気が逆流して手足の先まで巡らず、冷えている状態のこと。

当時の私は、まさにこの状態でした。 とにかく足の冷えがひどいのに、頭や心は熱くなって休まらないような感覚です。

四逆散は、そんなふうに滞って上にのぼった「気」を、スムーズに全身へ巡らせてくれます。

  • 四物湯で、精神を安定させる土台を補う
  • 四逆散で、滞った感情の詰まりを流していく

この「補って、巡らせる」というセットが、 イライラやうつの混ざった私の状態には必要だったようです。

【体験談】4ヶ月間飲んでみて感じた変化

この組み合わせを飲み始めてから、私の体に起きた変化をまとめてみます。

最初の変化は「足元の冷え」

飲み始めてしばらくして、まず「あれ?」と思ったのが足元です。 それまでは、氷のように冷えていた足先が、ほんのりマシになった感覚がありました。

「四逆散」が、上にのぼって渋滞していた気を、しっかり足元まで流してくれたのかもしれません。

「なんとなく、体が軽い」という感覚

四物湯だけを飲んでいた時の、あの独特な「重苦しさ」が取れてきました。 劇的に「うつが消えた!」というわけではありません。

でも、どんよりと重かった体と気分が、 「なんとなく、今日はいけそうかも」 と思えるくらいには、フワッと軽くなった気がします。

減薬中の「体調の支え」として

この時期、私は精神薬の減薬にも取り組んでいました。(現在も減薬中です。) 減薬中は、どうしても離脱症状らしき不調が出やすく、体調がガタガタになりがちです。

そんな時、この漢方のセットが「体調の底割れ」を防いでくれる支えになっていたと感じます。 薬を減らす大きな変化の中でも、体のバランスをなんとか保ってくれていた。そんな4ヶ月間でした。

飲んでわかった「メリットと限界」

4ヶ月間、四物湯と四逆散のコンビには本当にお世話になりました。 でも、飲み続けるうちに「今の私には、これだけではカバーしきれない部分」も見えてきたんです。

四物湯×四逆散のメリット

一番のメリットは、やはり「巡りの改善」でした。 四物湯で土台を補いつつ、四逆散で停滞を流す。 この組み合わせのおかげで、ガチガチだった心身に「ゆとり」が生まれたのは確かです。

感じてしまった「限界」

ただ、私の場合、どうしても抑えきれない症状が残りました。 それが、急激にやってくる「不安症状」「かんしゃく」です。

なんとなくの体調の重さは取れたけれど、

  • 突然、胸がザワザワして落ち着かなくなる
  • 些細なことにカッとなって、感情が爆発してしまう

こうした激しい波に対しては、この2つの組み合わせでは少しパワー不足かな……と感じるようになりました。

「自分の現在地」を知るヒントに

でも、これは失敗ではありません。 この4ヶ月があったからこそ、 「今の私に必要なのは、もっと『高ぶった神経を鎮める力』なのかもしれない」 と気づくことができたんです。

この気づきが、次の処方である「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」たちへの架け橋となりました。

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まとめ|自分に合う組み合わせを見つけるプロセス

四物湯と四逆散を併用した4ヶ月間。 それは、私にとって「自分の体のクセ」を知るための大切な時間でした。

漢方は、飲んですぐに魔法のようにすべてが解決するわけではありません。 でも、飲み続けて変化を観察することで、

「今は血(けつ)が足りないのかな?」 「気がのぼって、出口を探しているのかな?」

と、自分の状態を客観的に見つめるヒントをくれました。

もし今、あなたが漢方を飲んでいて「少しはいいけれど、まだしんどい」と感じているなら、それは次のステップへ進むためのサインかもしれません。

私の場合は、この組み合わせを経て、さらに自分に合う処方へとたどり着くことができました。 焦らず、主治医と相談しながら、あなたにとっての「ちょうどいいバランス」を一緒に探していきましょう。

前回の加味帰脾湯を飲んだ体験談はこちら。

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