布ナプキン、やめました。続かなかった理由と、今の選択

生理のたびに出るゴミが、ずっと地味にストレスでした。

使い捨てナプキンを替えるたびに、ビニール包装、本体、個包装……。サニタリーボックスはすぐいっぱいになるし、夏場は特にニオイが気になる。こまめに捨てに行くのも面倒だし、ナプキン代もバカになりません。

それに、私は肌が敏感なほうで、ちょっといい使い捨てナプキンじゃないとすぐかぶれてしまう。生理のために毎月それなりの出費になるのがずっと引っかかっていました。

そんな理由から、月経カップと布ナプキンを試してみることにしました。ゴミが減って、コストも下がって、一石二鳥のはずだった。

結論から言うと、どちらも続きませんでした。

目次

月経カップ:サイズが合わなくて断念

最初に試したのは月経カップです。

使い捨てゴミがゼロになるし、長時間使えて経済的。レビューを読むほど「これだ」と思って、さっそく購入しました。

ところが、どうにも装着がうまくいかない。「入れたけど、なんか違う」という感覚がずっと続いて、長時間つけていると不快感が出てくる。漏れが怖くてナプキンを併用するはめになり、「これ意味ある?」という状態に。

調べてみると、月経カップの多くは欧米人の体型を基準に設計されていて、日本人には膣の角度や深さが合わないケースがあるとのこと。Sサイズを買ったのですがそれでも大きくて、最終的に諦めました。体に合う・合わないが大きく出るアイテムだと実感しました。

また、毎回消毒が必要なのも地味に手間でした。

布ナプキン:洗う手間と、モレへの不安

次に試したのが布ナプキン。月経カップより体への負担が少なそうだし、ハードルも低そうだと思っていました。

布ナプキンを選ぶ理由として「ポリマーが体に悪い」「冷えの原因になる」という話をよく見かけます。ポリマーが体内に取り込まれるというのは、さすがに分子サイズ的にないだろうと思っているのですが、ひんやりする感じは正直あるかもしれない。布の方があたたかいのは確かで、そこは使い捨てナプキンとの違いとして感じました。

実際、肌あたりはよかったんです。コットン素材のやさしい感触は、確かに使い捨てナプキンとは違いました。「これは続くかも」と思ったのも事実です。

ただ、現実はそう甘くなかった…。

経血量が多い日はとにかく不安

わたしはもともと経血量が多い方で、多い日は2〜3時間おきに替えないと不安になります。布ナプキンは吸収量に限界があるし、裏側が防水ではないのでそのままパンツに染みてしまう。

生理用パンツは大体クロッチ部分が防水素材になっていますが、それだけでは心もとない。特に夜間は寝具まで汚れたら大変なので、布ナプキンは昼間だけ使うことにしました。

洗う手間が想像以上だった

使用後は、大まかに水洗い→オキシクリーンにつけ置き→朝洗濯機で回す。

一見ラクそうなのですが、実際にはオキシクリーンにつけ置きしていても経血のシミが落ちきらない。毎回の汚れがだんだん積み重なって黄ばんでいく布ナプキン。洗ってあるのに不衛生な感じで嫌になります。

1日中布ナプキンだけで過ごすと1日でものすごい量を洗って→干して、となるので、手間も干すスペースもとてもかかります。

「丁寧な暮らし」への憧れで始めたはずが、気づけば生理期間がただただ憂鬱になっていました。

外出先からの持ち帰り問題

これが一番ネックでした。

使用後の布ナプキンは、外出先で替えても持ち帰らないといけません。

ジップ袋に入れて持ち帰るのですが、汚れた布ナプキンがカバンに入っているのが何気にストレスでした。荷物も増えるし、気分的に飲み物や食べ物を一緒のカバンに入れたくないですよね。

外出する時は普通のナプキンを使うようになり、一日家にいる時だけ布ナプキンを使うようになりました。

今は、完全に普通のナプキンに戻りました

試行錯誤の末、今は市販の使い捨てナプキンを使っています。

後ろめたい気持ちが全くないと言えば嘘になります。でも、生理中に余計なストレスを抱えることの方が、わたしには合っていなかった。

コストは減らせなかったけれど、生理期間を「普通に過ごせる」ことの方が今は大事、という結論に至りました。

布ナプキンが向いている人・向いていない人

やめた立場から言うのもなんですが、布ナプキンが合う人は確実にいると思っています。

向いていると思う人

  • 経血量が少なめ〜普通の人
  • 在宅ワークや家にいる時間が長い人
  • 肌がデリケートで、使い捨てナプキンでかぶれやすい人
  • 洗い物が苦にならない、ルーティンに組み込める人

向いていないと思う人

  • 経血量が多い人
  • 外出が多く、替えるタイミングが読めない人
  • 「万全の状態で仕事・生活をしたい」と思っている人

どちらが正しいとかではなく、ライフスタイルや体質との相性の問題だと感じています。

私は「在宅ワーク」「肌がデリケート」と合う要素がある一方で、「洗う手間」と「経血量の多さ」で断念しています。

経血量が多いなら、ピルという選択肢も

布ナプキンを断念した理由のひとつ、「経血量の多さ」。これ、実はピルで改善できる場合があります。

低用量ピルを服用すると、経血量が減ったり、生理痛が軽くなったりすることが知られています。わたし自身は4年ほど前から月経困難症の改善目的でピルを飲んでいて、2年前からは通院のいらないオンラインピルを愛用しています。「量が多くて生理がつらい」という人には、一度調べてみる価値があると思います。

ピルについてはこちらの記事で詳しくまとめています。

まとめ

布ナプキンをやめた話、最後まで読んでくださってありがとうございます。

ゴミのニオイと手間、毎月のコスト……現実的な理由から始めた挑戦でしたが、結果的には「自分の体とライフスタイルに合うものを使う」という当たり前の結論に落ち着きました。

布ナプキンもゼロウェイストも、続けられる人がいる一方で、合わない人もいる。無理して続けるより、「合わなかった」と言える方が正直だと思っています。

布ライナー(薄手タイプ)は経血量の少ない終わりかけの日なら使えそう、と今も手元に置いています。

私は元々おりものシートも愛用していたのですが、布ライナーのおかげでおりものシートは辞めることができました。気になる方はこちらもどうぞ。

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この記事を書いた人

アラサー主婦。夫と二人暮らし。
満足度を下げない家計管理と、NISA(インデックス・高配当株)での「コツコツ資産運用」が日課です。
体調の波と上手く付き合いながら、暮らしを賢く最適化していくのが好き。
ベランダ菜園やセルフケア、お金の育て方など、実際に試して分かった「無理のない等身大の選択」を発信しています。

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