「おりものシートをやめたいけど、量が多いからやめられない」
そう思っていませんか? 私もずっとそうでした。母も使っていたし、量が多めな自分にはシートが必須だと信じて疑わなかったんです。
でも、あるとき気づいたんです。蒸れ、かゆみ、ニオイ——その不快感、もしかしてシートのせいじゃない?
結論から言うと、やめて正解でした。しかも、やめたらおりものの量自体も気にならなくなりました。今回は「なぜやめた方がいいのか」を、私の体験をもとに正直に書きます。
やめたいと思ったきっかけ
使い始めたのは、母が使っていたから。「女性なら当たり前」と思って、疑いもせず毎日つけていました。
でも、使い続けるうちに小さな違和感が積み重なっていきました。
- 夕方になると蒸れて不快
- シートをつけている方がニオイが気になる気がする
- かゆみが繰り返す
「清潔のためにつけているはずなのに、なんかおかしくない?」そう思い始めたのが、やめることを考えたきっかけでした。
理由1:シートが蒸れを作り、おりものを増やしていた
「おりものが多いからシートが必要」——ずっとそう思っていました。でも今振り返ると、シートがおりものを増やしていた可能性があると感じています。
私のおりものの量は、正直かなり多い方でした。「汚れたらこまめに交換」をまじめにやろうとすると、2時間ごとに替えないといけないくらい。
学校や仕事の合間にそんなに替えられるわけもなく、現実的には朝・昼・夕方・お風呂上がりの1日4回が限界でした。72枚入りのパックもあっという間になくなっていました。
そんな状態で1日だけシートを外してみたら、いつもの量が全部パンツに。パンツを貫通してボトムスにつくくらいの量で、「やっぱり私にはシートが必要だ」とすぐ諦めました。
でも、おりものシートをつけていると下着の中が密閉された状態になり、蒸れやすくなります。そして蒸れた環境は、おりものの分泌を増やす原因になることがあります。「多いからシートが必要」だと思っていたのに、シートが蒸れを作り、蒸れがおりものを増やすという悪循環だったかもしれない——これが一番驚いた気づきでした。
実際、シートをやめて蒸れない環境になってから、おりものの量が以前より気にならなくなりました。
理由2:繰り返すかゆみ、実はカンジダだったかもしれない
私はもともとあせも体質で、夏場は全身がかゆくなります。デリケートゾーンもかゆかったけど、全身のかゆみに比べたら弱い方だったので「まあこんなもんかな」と思っていました。夏場はデリケートゾーン専用のかゆみ止め軟膏が欠かせなかったけど、それも「あせも対策」のひとつとして当たり前にやっていた感じで。
デリケートゾーンのかゆみ対策について、私が実際に試してよかった方法をまとめています。
▶︎デリケートゾーンのかゆみ。私が試してよかった対策とおすすめケア
「チーズ状」「酒粕状」のおりものがカンジダのサインと言われても、正直ピンとこなかったんです。おりものがちょっと白っぽくなったり、ジェル状の塊が混ざることってよくあるし、他人と比べる機会もないので「これが普通なのか異常なのか」がわからなかった。
母に相談しても「気にしすぎじゃない?」と言われていたし、友達が「かゆくてカンジダかと思って2回病院に行ったけど、2回ともカンジダじゃなかった」と言っていたので、「多少かゆくてもカンジダじゃないんだろうな」と思っていました。
実際にカンジダと診断されたのは、2年に1回受けている子宮頸がん検診でのことです。自覚症状はほとんどなかったのですが、病院に行った時に「かなりかぶれてるけど、かゆくないの?」と医師に聞かれました。そこで初めて「あの繰り返していたかゆみや症状、ずっとカンジダだったんじゃないか」と気づいたんです。
カンジダは、蒸れた環境でカンジダ菌が繁殖することで起きる感染症です。おりものシートで蒸れやすい状態を作り続けていたことが、繰り返しの原因のひとつだったかもしれません。シートをやめてからは、そういった症状はぐっと減りました。
ただ、正直に言うと、シートをやめた後も一度カンジダが再発しています。私の場合は第3世代のピルを服用していて、ピル自体がカンジダを起こしやすくする要因になることもあるので、体質や状況によって再発することはあります。それでも、シートをやめたことは後悔していません。シートをやめる前に比べて、症状が出る頻度は明らかに減ったからです。
再発した時に市販薬で対処した体験は、こちらに書いています。
▶︎自分で入れるのは無理?市販のカンジダ膣錠を「潤滑剤」で乗り切ったリアルな話
私がピルを飲み始めた理由や、2年間続けてみてのリアルな体験談はこちらです。
▶︎オンラインピルを2年使った本音レビュー!PMS改善とコストのリアルな話
理由3:ニオイの原因もシートだった
「ニオイが気になるからシートをつける」——実はこれ、逆効果かもしれません。
シートで蒸れた状態が続くと、雑菌が繁殖しやすくなり、むしろニオイが強くなることがあります。私自身、シートをつけている日の方がニオイが気になる、という感覚がずっとありました。やめてからは、その「こもったニオイ」がなくなりました。
わたし夫にも「言えなかったけど、実は前は臭かった。最近は全然においがしないね。」と言われてしまいました。笑
理由4:地味に続くコストとストレス
これは見落とされがちですが、毎日使うものだからじわじわ効いてきます。
- 毎月の購入コスト(量が多いと消費も早い)
- ストックの管理と買い忘れのストレス
- ゴミとして毎日捨てる手間
やめてみると、「こんなに身軽になるんだ」と思いました。小さいことですが、積み重なると意外と大きいです。
「でも、下着が汚れるのでは?」という不安について
これが一番やめられない理由だと思います。私もそうでした。実際、いきなりシートを外した日はボトムスにまで染みるくらいの量で、すぐに諦めた経験もあります。
ただ、私の場合は布ライナーをクッションにしながら段階的に移行したことで、その不安をクリアできました。具体的なステップはこちらに詳しく書いています。
▶︎おりものシートを卒業したい!やめたらおりものが減った私の体験談
まとめ:「シートが必要」は思い込みだったかもしれない
「おりものが多いからシートが必要」——その前提、一度疑ってみてください。
シートが蒸れを作り、蒸れがおりものを増やし、かゆみやニオイを悪化させている可能性があります。やめることがゴールではなく、不快から抜け出すことがゴールです。
一歩目が不安なら、布ライナーから始めるのが私には合っていました。その話は元記事に書いています。
デリケートゾーンの洗い方を見直したことも、カンジダ予防に効いたと感じています。私が専用ソープに切り替えた理由はこちらに書いています。









