あの独特なかゆみと、酒粕のようなおりもの。 「あ、またカンジダかな」と気づいた時、皆さんはどうしていますか?
実は私、以前「コラージュフルフルでカンジダ予防」という記事を書いたのですが、まさにそれ。コラージュを切らした途端、約7ヶ月ぶりに再発してしまいました…。
常在菌なので焦る必要はないけれど、やっぱり不快。 放置すればするだけ、治りも遅くなってしまいます。今回はしっかり医薬品で治すべく、市販の「1回タイプ」の膣錠を使ってみることにしました。
実は私、タンポンはめったに使ったことがなく、過去には月経カップも挫折しています。自分で薬を入れることにかなり抵抗がありました。
結果としては、ある工夫をして無事にスッキリ治すことができました。 ネット購入での失敗談も含めて、等身大の体験談をお伝えします。
ネットで購入。アプリケーター付きを選んだつもりが…?
今回は病院に行く時間がなかったので、ネットで市販薬を買うことにしました。 選んだのは、1回入れるだけで治療が終わる1回タイプの膣錠です。
市販で「1回タイプ」はこちらのフレディCC1だけだそう。
何度も入れるのはストレスだし、1回で済むならそれが一番!と思いました。
ただ、ここで一つ誤算が。 自分で入れるのが不安だったので、アプリケーター(補助器)付きを頼んだつもりだったんです。
でも、届いたパッケージを開けてみたら、アプリケーターがない……! 私の確認不足ですが、ネット購入だとこういう間違いも起こりやすいので注意が必要ですね。
「これを直接、自分で指で入れるのか……」と、しばしフリーズしてしまいました。
アプリケーター付きのフレディCC1Aはこちらから購入できます。
膣錠とクリーム、どっちがいい?併用が必要?
市販薬のコーナーに行くとクリームも並んでいて、「塗るだけなら楽だし、クリームでいいかな?」と思いがちですよね。ですが、選び方には明確なルールがあります。
- 「おりもの」に変化があるなら、迷わず膣錠 カンジダ特有の酒粕のようなおりものが出ているなら、菌は膣の中で繁殖しています。外側にクリームを塗るだけでは根本的な解決になりません。「カンジダかも?」と思う段階で、基本的には膣錠が必須だと考えておきましょう。
- 外側のかゆみもひどいなら「併用」 「中もムズムズするし、外側もとにかくかゆい!」という場合は、膣錠とクリームのセット使いが最短ルートです。
私の場合は、前回病院を受診した時にもらったクリームがまだ残っていたので、今回は「市販の1日タイプ膣錠」+「手持ちのクリーム」で内外同時にケアしました。もし手元に塗り薬がないなら、一緒に揃えておくと安心感が違います。
もし自分が市販で買うなら、膣錠と同じフレディCCのこちらのクリームを選びます。
「カンジダ用」ではないかゆみ止めクリームは、逆に症状を悪化させる可能性があるため、必ずカンジダ治療用のクリームを選びましょう!
やってみてわかった、錠剤を入れるコツと安心感
- 入浴でデリケートゾーンと手指を清潔にする
- 膣錠を手にとり、潤滑剤を少量つける※自己責任でお願いします
- やりやすい姿勢で、違和感のないところまで押し込む
(中指の第二関節が入るくらいが目安。) - おりものシートを当てる
- 就寝
使う時間帯は就寝前がおすすめです。これは、激しい運動をすると、入れたばかりの薬が出てくることがあるため。
「自分で入れる」というハードルさえ超えてしまえば、あとは拍子抜けするほどスムーズでした。
最初は「途中で出てきたらどうしよう」という不安もありましたが、しっかりと奥の位置まで入れられれば大丈夫。立ち上がったり動いたりしても、違和感は全くありません。
1回タイプを選んで正解だったな、と感じたのはこの「精神的な楽さ」です。 苦手な作業を何度も繰り返さなくていい、というだけでかなり気が楽になりました。
コツとしては、無理に押し込もうとせず、リラックスした体勢で少しずつ進めること。 パッケージ推奨のしゃがんだ姿勢でなくてもかまいません。私は立った姿勢の方がやりやすいと感じました。
一度定着してしまえば、あとは薬が頑張ってくれるのを待つだけ。
最大の壁「自分で入れる」に挑戦。痛くて入らない…?
パッケージに書いてある通り、入浴して体を清潔にし、準備万端。でもいざ入れようとすると「これ、本当に無理そう……」と怖気づいてしまいました。
というのも、私は普段タンポンを使いません。 過去に月経カップにも挑戦したことがありますが、どうしても上手くいかずに挫折した経験があります。
「物理的に無理!」という心理的なブロックがすごくて、実際に試しても滑りが悪く、痛みを感じてしまいました。
そこで、以前買っておいた「潤滑ジェル」を使ってみることに。 説明書には併用していいか書かれていなかったので迷いましたが、背に腹は代えられません。※試される場合は自己責任でお願いします。
使ったのは産婦人科でも推奨されているこちらのジェル。
デリケートゾーン専用の低刺激なものなら、挿入時の「入りにくい、痛い」というストレスをぐっと減らしてくれます。
指と錠剤に少し塗ってみたところ、あれだけ苦戦していたのが嘘のように、スッと中に入ってくれました。
ポイントは、あくまで必要な分だけ、少量のみ使うこと。あまりつけすぎると、せっかく入れた薬が出てきてしまうおそれがあるためです。目安は豆粒大くらい。
その後のおりものに注意!「おりものシート」が必要な理由
私は普段、以前の記事[おりものシートを卒業するステップ]でも書いた通り、蒸れ防止のために「おりものシート卒業派」として過ごしています。
でも、今回ばかりはシートを引っ張り出してきました。
というのも、薬を入れた翌日〜前半までは快適でしたが、6日目あたりから「溶け出した薬」が体外に出てくるようになったからです。
カンジダ特有のポソポソ感とは違う、白い粉っぽさが混じったようなものが下着につくのは、やっぱり気になります。 「普段は使わない」という人も、この数日間だけはシートを併用するのが、下着を汚さず快適に過ごすための賢い選択だと感じました。
もう再発させたくない!私が実践するカンジダ予防法
せっかく薬でスッキリ治しても、カンジダは体調次第でまたひょっこり現れます。 「もうあの不快感を繰り返したくない」という私が、日頃から気をつけている予防法がこちらです。
洗浄剤との距離感
以前は「コラージュフルフル」でしっかり予防していましたが、今は常用していません。
というのも、消耗品としては高いものですし「これを使わないと再発する」という不安に縛られたくなかったからです。今回、普通のボディーソープを使っていて再発しましたが、「あ、やっぱりフルフルは効果があったんだな」と再確認できただけで十分。
「絶対に毎日使う」ではなく、体調が怪しい時だけ頼る、というくらいの距離感が私には合っている気がします。
お値段は張りますが、効果はやっぱり本物だと実感しました。
毎日使うのは大変でも、生理前後や疲れが溜まっている時など「お守り」として持っておくのはアリだと思います。
コラージュフルフルについてはこちらの記事で詳しくまとめています。▶︎[コラージュフルフルでカンジダ予防 | 足のニオイ対策にも]
おりものシートを卒業する / こまめに替える
シート卒業派の私がいつも気をつけているのが「通気性」。
治療期間が終わったら、またシートなしの生活に戻し、下着の中を常に乾いた状態に保つのが一番の予防になると信じています。
もっとも、今回はおりものシートをやめてからの再発でしたが…。
私が普段おりものシートを使わない理由と、卒業して感じたメリットについてはこちらにまとめています。▶︎[おりものシートを卒業したい!やめたらおりものが減った私の体験談]
「免疫力アップ」の難しさ。なっちゃった時は自分を責めない
よく「免疫力を下げない生活を」「ストレスを溜めないように」と言われますが、これが一番難しいですよね。 私は自律神経の不調もあり、食事や睡眠に気をつけていても、体調を崩すときは崩します。今回はカンジダと同時に風邪も引き、さらに膀胱炎気味に……。
実は私、ピルを飲み始めてから(いまのピルに変えてから)明らかにカンジダになりやすくなったと感じているんです。ピルは生理をコントロールしてくれる心強い味方ですが、副作用の一つとしてカンジダのリスクがあるのも事実。
それでも私の場合、生理痛や生理不順、PMS改善効果のメリットの方が大きいため、ピルを服用しています。オンラインピルの体験談はこちらの記事にまとめています。▶︎[オンラインピルを2年間使った体験談]
「便利さと引き換えに、再発しやすくなっているのかも……」と思うと切ないですが、自律神経の不調もあって体調管理が難しい今、無理に完璧を目指すのはやめました。
「気をつけているのに、どうして」と落ち込みますが、常在菌だからこそ「なるときは、なるもの」と割り切ることも大事。
自律神経の不調を抱えながらの体調管理は本当に一進一退。これまでに試した漢方や鍼灸などのセルフケア記録は、また記事にまとめたいと思います。
ぶっちゃけ、病院に行くのと市販薬どっちが安いの?
これ、私も悩んだポイントです。市販薬って保険が効かないので意外と高く感じますよね。
- 病院(保険診療):
- 市販薬(セルフケア):
なんと、金額面ではそこまで大きな差はありません。 ただ、病院は「待ち時間」や「交通費」がかかることのがネック。また、内診の心理的な負担が大きく、カンジダなら家で治してしまいたいのも本音。仕事が忙しかったり、体調不良で外出がしんどい時は、ポチッと買える市販薬の方が「タイパ(タイムパフォーマンス)」は圧倒的に良いと感じました。
こんなときは迷わず病院へ!セルフケアの限界
以下のような場合は市販薬に頼らず、医師の診察を受けてください。
- 初めてカンジダになった:市販薬は、症状を知っている再発の人専用です。
- 6日以内に薬が出てきてしまった:自分で再挿入しないでください
- 6日経っても完治しない
- 発熱、腹痛、排尿痛、おりものが魚臭いなど: カンジダ以外の病気の可能性があります。
- 頻繁に繰り返す: 2ヶ月以内に1回、または6ヶ月以内に2回以上再発している人。再発を繰り返す人は、医師の処方する内服薬でしっかり治す方法もあります。
- 妊娠中・妊娠の可能性がある人・糖尿病などの持病がある人
私の場合、7ヶ月ぶりの再発なので市販薬を選びました。
\カンジダ治療薬はネットで購入可能/
まとめ
今回、初めて市販の「1日タイプ」を使ってみましたが、結果として「迷わずさっさと使ってよかった!」と思っています。
あんなに悩んでいたかゆみや酒粕のようなおりものも、入れた翌日にはすっかり落ち着いていました。
セルフケアのポイントをまとめると、以下の3点です。
- 入れるのが怖い時は、無理せず低刺激な「膣用潤滑ゼリー(妊活用など)」を頼る
- 「1回タイプ」なら、苦手な挿入作業が1回で済むので精神的にラク
- 治療から1週間くらいは薬が出てくるので、おりものシートを忘れずに
もちろん、市販薬は「以前に病院で診断を受けたことがある再発」の時だけ使えるものです。「これってカンジダかな?」と少しでも不安な時は、まずは病院へ行ってくださいね。
コラージュフルフルでの予防と、いざという時の市販薬。 自分の体質とうまく付き合いながら、デリケートゾーンのストレスをゼロにしていきましょう!
薬に頼る前の段階や、日頃のちょっとした違和感への対策はこちらを参考にしてみてください。



