低用量ピル3種類飲み比べた体験談|フリウェル・ジェミーナ・ファボワールの副作用と使用感

ピル飲み比べ

低用量ピルを飲み始めて、気づけば3種類のピルを経験していました。フリウェル、ジェミーナ、ファボワール——それぞれ選んだ理由も、感じた変化も違います。

この記事では、3種類のピルを実際に飲んだ体験談を正直にまとめています。副作用のこと、費用のこと、変更を繰り返してよかったのかということまで。ピル選びの参考になれば嬉しいです。

※この記事は個人の体験談です。医療的なアドバイスではありません。ピルの服用・変更は必ず医師にご相談ください。

目次

3種類の簡易比較表

フリウェルジェミーナファボワール
種類超低用量ピル超低用量ピル低用量ピル
処方保険診療保険診療自費
(オンライン可)
薬代の目安約540円/シート約2,600円/シート約1,900円/シート
生理への影響軽くなる軽くなる
約3ヶ月に1回に減らせる
軽くなる
(ただし重めの場合も)
PMS改善効果ありありあり

なお、3種類を通じて共通して感じたのはPMSの改善です。以前は生理前に気分が落ち込んだりイライラすることが明らかにありましたが、ピルを飲み始めてからはほとんど感じなくなりました。どのピルでも同様の効果を感じています。

※薬代は筆者の場合の金額です。診察料は別途かかり、クリニックによって大きく異なります。フリウェル・ジェミーナは保険診療のため診察料が処方のたびに別途必要で、クリニックによっては初診で3,000円以上かかることもあります。

フリウェル体験談

最初のピルはフリウェルでした。保険が使えて薬代が安く、初めてのピルとしてハードルが低かったのが理由です。

飲み始める前、ネットで情報を調べていたのですが、フリウェルに関する体験談や副作用情報がとにかく多くて少し不安になりました。ただ今思うと、これはフリウェルが特別危険なピルということではなく、こんな事情があるからだと思っています。

  • 薬の値段が安いため、初めてピルを飲む人が選びやすい
  • 初めてピルを飲んだときの方が副作用を感じやすい
  • 結果として体験談の絶対数が多くなる

あくまで個人的な考察ですが、「フリウェルは副作用が多い」というより「フリウェルを最初に飲む人が多い」という背景がある気がしています。

実際、私自身は副作用をほとんど感じませんでした。医師から「最初の2週間くらいは吐き気が出る人も多い」と聞いていたので身構えていたのですが、拍子抜けするくらい何もなく。消退出血(ピル服用中の生理のようなもの)もかなり軽くなり、「ピルってすごい」と素直に思いました。

フリウェルをやめた理由は副作用ではなく、「生理の回数自体を減らしたい」という欲が出てきたから。そこでジェミーナに変更することにしました。

ジェミーナ体験談

生理の回数を減らせるピルがあると知り、ジェミーナに変更しました。77日間飲んで7日休薬するサイクルで、生理が約3ヶ月に1回になります。

変更時、ジェミーナと同じく連続服用できるヤーズフレックスとで迷いました。ヤーズフレックスは最大120日間飲み続けられるのですが、「24日目以降に2日連続で出血があれば休薬する」というルールがあります。医師からも「120日マックスで飲める人は少なく、大体3シート目あたりで出血して休薬することが多い」と聞きました。出血のタイミングが読めない点が不安で、休薬サイクルが決まっているジェミーナを選びました。

実際に飲んでみた感想は、「生理が減るって本当に快適」の一言に尽きます。これは想像以上のメリットでした。

気になった点は2つ。

ひとつはニキビ。もともと細かいニキビができやすい体質ですが、ジェミーナにしてから顎や額のプツプツが少し増えた気がしました。因果関係は断言できませんが、タイミング的には気になりました。

もうひとつは費用。ジェネリックがないため、薬代が約2,600円/シートとフリウェルと比べるとかなり上がります。

「ジェミーナ うつ」「ジェミーナ イライラ」で検索してこの記事にたどり着いた方もいるかもしれません。私自身は気分への影響は特に感じませんでした。ただ、私はもともと自律神経の症状があって別途治療しているので、参考程度に受け取っていただければ。気分との付き合い方については[自律神経の不調がある私が試した漢方・はり]でも触れています。

ファボワール体験談

地方に引越し、通院が難しくなったことをきっかけにオンラインピルへ移行しました。ジェミーナは保険のピルのためオンライン処方に対応しているクリニックが少なく、あっても費用が高くなりがちで継続が難しいと判断。自費のオンラインクリニックで処方できるファボワールに変更しました。オンラインピルの使い方や費用については[こちらの記事]で詳しく書いています。

薬はファボワールとラベルフィーユで迷いましたが、ホルモンの量が一定の1相性タイプの方が体に合わせやすいと考えてファボワールを選択。費用は薬代が約1,900円/シートで、診察はまとめプランで年1回1,500円ほど。トータルで見るとジェミーナより安く抑えられています。

よかった点:肌がきれいになった

ジェミーナのときに気になっていたニキビがほぼ消えました。皮膚科の薬を塗っていても根本治療が難しかった、しつこいニキビがまさかファボワールで消えるとは。これはかなり嬉しい誤算です。

気になった点:消退出血が重い

他の2種類と比べて、消退出血が明らかに重い。ピルを飲んでいないときの生理と同じくらいの量と辛さで、これは正直しんどいです。連続服用で回数を減らしている方もいるようですが、製薬会社が推奨している方法ではないので、検討する場合は医師に相談することをおすすめします。私自身は医師に確認した上で行っています。

気になった点:性欲の低下、冷え、むくみ

少し言いにくいことですが、ファボワールにしてから性欲がほぼなくなりました。困らないといえば困らないのですが、パートナーがいるので多少気になっています。また、関係があるかどうかはわかりませんが、下半身の冷えとむくみも気になるようになりました。

ファボワールに変えてから、カンジダになることが増えました。それまでのピルでは経験がなかったので、関係があるのかもしれません。ファボワールは他の2種類と比べて女性ホルモン様成分が多いピルなので、体質によっては影響が出ることもあるようです。気になる方は医師に相談してみてください。詳しくは[カンジダを市販薬で治療した話]に書いています。

「ファボワール うつ」で検索している方へ。他のピルと同様、気分への影響は特に感じていませんが、もともと波があるタイプなので、仮に影響が出ていても気づきにくい面はあります。参考程度に。

ピルを変更し続けてもいいの?

3種類を経験したと書くと、「そんなに変えていいの?」と思う方もいるかもしれません。私も最初は不安でしたが、医師に相談した上での変更で、特に反対されたことはありませんでした。医師の反応は「あ、変えるの?」という感じ。

ちなみに各ピルを飲んでいた期間はこんな感じです。

  • フリウェル:約半年
  • ジェミーナ:約1年半
  • ファボワール:約2年(現在も継続中)

コロコロ変えていたわけではなく、それぞれ何シートか飲んでいます。副作用の程度は、飲み始めてすぐには判断しにくいこともあるので、一定期間様子を見ることは大切だと思っています。変更を検討している方は、まず医師に相談してみてください。

まとめ

3種類を飲んできて感じるのは、ピルは「合う・合わない」が人によって違うということ。副作用の出方も、生活スタイルとの相性も、費用感も、それぞれです。

体験談はあくまで参考に、自分の体と生活に合ったピルを医師と相談しながら選んでもらえたら嬉しいです。

オンラインピルについては、こちらの記事で詳しく書いています。

デリケートゾーンの悩みについては、こちら。

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この記事を書いた人

アラサー主婦。夫と二人暮らし。
満足度を下げない家計管理と、NISA(インデックス・高配当株)での「コツコツ資産運用」が日課です。
体調の波と上手く付き合いながら、暮らしを賢く最適化していくのが好き。
ベランダ菜園やセルフケア、お金の育て方など、実際に試して分かった「無理のない等身大の選択」を発信しています。

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