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インデックス一本だった私が、高配当株を始めた本当の理由|併用を選んだ体験談

家計・お金

インデックス投資は、理論的には最適解だと思っています。

私自身、インデックス投資を続けることで老後資金への不安はかなり薄れました。

それでも、どこか満たされない気持ちが残っていました。

資産額は増えているのに、生活が大きく変わるわけでもなく、

「このままずっと積み立て続けるだけでいいのだろうか」と感じるようになったのです。

インデックス投資が間違っているとは思っていません。

むしろ「寝かせておくだけで資産を増やす」点では、今でも最強の方法だと思っています。

それでも私は、今年から高配当株投資を始めました。

理由は、利回りや短期的なリターンではありません。

投資を続けるうえで、自分にとって必要だと感じたからです。

この記事では、

インデックス一本だった私が、なぜ高配当株に興味を持ち、

どんな考えで一歩踏み出したのかを、体験ベースで書いています。

インデックス投資に違和感を覚え始めた方や、

高配当株が気になりつつも迷っている方の参考になれば幸いです。

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インデックス投資で、老後への不安は消えた

インデックス投資を始めて5年経ち、正直なところ

「これで老後は安心できそうだ」と感じていました。

複利のシミュレーションをしてみると、

今の積立額をこのまま続け、

大きな買い物などで取り崩しをしなければ、

老後資金としては十分な金額になる。

数字で確認できたことで、漠然とした老後への不安はかなり薄れました

私は現在アラサーですが、老後まではまだ30年以上あります。

年金はいくらもらえるのか、老後どんな生活をしたいか、

介護費用はいくら必要になるのか…

必要な老後資金の金額も、正確にはわかりません。

そう考えると、これ以上老後のことを考え続けても、答えは出ないと思いました。

それなら、まずは

「寝かせておくだけで資産を増やす仕組み」として

インデックス投資を信じ、淡々と続ける

これまでは、その判断で十分だと感じていたのです。

老後資金については一度、

「考えすぎなくてもいい状態」には到達できていました。

NISAを5年間続けた結果については、こちらの記事でまとめています。

▶︎NISA5年続けた結果

それでも満たされなかった理由

老後資金への不安は薄れ、資産額も着実に増えていきました。

それでも、心のどこかで

豊かになっている実感がない」と感じるようになりました。

評価額の数字は増えている。

けれど、その数字が増えたからといって、日々の生活が大きく変わるわけではありません。

暮らしが楽になった実感も、気持ちが軽くなった感覚も、正直ありませんでした。

この感覚は、資産がいくら増えても変わらないのではないか。

1,000万円、3,000万円、5,000万円と数字が大きくなっても、

「ただ数字を追いかけ続けるだけなのでは」と思うようになりました。

資産形成としては間違っていない。

でも、そこに終わりが見えない

いつまで積み立て続ければ満足できるのか、自分でもよくわからなかったのです。

老後に向けて資産を増やしているはずなのに、

どこかでずっと走り続けているような感覚がありました。

この「終わりの見えないラットレース感」こそが、

インデックス投資に対して感じ始めた、最初の違和感だったのだと思います。

インデックス投資は「正解だけど退屈」だった

インデックス投資は、仕組みとして本当によくできています。

株の知識がほとんどなくても始められて、毎月自動で積み立てるだけ。

忙しくても、相場を頻繁にチェックしなくても続けられるのは大きなメリットです。

ただ、その「何も考えなくていい」という点が、

次第に退屈さとして感じられるようになりました。

インデックス投資は、基本的にやることがありません。

銘柄を選ぶ必要もなく、決算を読む必要もなく、

株価が上がっても下がっても、基本は「放置」です。

理屈ではそれが最適解だと分かっています。

それでも、人は退屈になると、つい余計なことをしたくなるものです。

実際、私自身も

「もっとリターンが高い投資信託に乗り換えた方がいいのかな?」

「少しでも下落したときに購入したい」

などと、インデックス投資に対して“いらんこと”を考え始めていました。

この状態は、インデックス投資にとってあまり良くありません。

本来大切なのは「放置」と「気絶」なのに、

退屈が原因で、逆に手を動かしたくなってしまう。

それならいっそ、

個別株(高配当株)を少し勉強することで、

インデックス投資を本来の形で続けられるのではないか

そんな考えが、少しずつ頭に浮かぶようになりました。

高配当株を知ったときの正直な印象

高配当株投資を最初に知ったのは、リベ大の発信でした。

ただ、正直に言うと、当初はあまり前向きに捉えていませんでした。

「銘柄研究が必要で面倒そう」

「財務諸表も読めないし、自分には難しそう」

そんな印象が先に立っていました。

それ以上に強かったのが、

高配当株は“お金持ちの老人の投資”なのではないかというイメージです。

ある程度まとまった資産があってこそ意味があり、

資産額が小さいうちは、もらえる配当もわずかで実感もない。

若いうちにやる投資ではない、と思っていました。

一方で、リベ大では

「インデックスで増やしてから、その資金で高配当株に乗り換えるのはおすすめしない」

という話もされています。

理由は、高配当株投資には銘柄分析やタイミングを判断する力が必要だからです。

この話を聞いて、少し考え方が変わりました。

インデックス投資は、確かに「寝かせるだけで資産を増やす」点では最強です。

しかし、その一方で、

インデックス投資を続けているだけでは、

高配当株投資に必要なスキルは身につかない

という事実にも気づきました。

高配当株も、金額が小さいうちは正直なところ大したインパクトはありません。

だからこそ、最初から大きなリターンを期待するものではなく、

老後の「自分年金」を育てるために、

時間をかけて慣れていく投資なのだと思うようになりました。

若い今のうちから、

下がっても狼狽売りをしなくて済む程度の小さな金額で始めておく。

結果を出すためというより、

投資の感覚や考え方に慣れるための期間として取り組む。

そう考えると、高配当株投資を今から始める意味が見えてきたのです。

投資の正解は一つではなく、ライフステージによる考え方の変化もあります。

家計やお金の使い方を見直したときの話は、こちらにまとめています。

▶︎二人暮らしの生活費

それでも高配当株を始めた決定打

高配当株投資に興味は湧いたものの、

すぐに始めようと決めたわけではありませんでした。

やはり個別株には、インデックス投資にはない不安もあります。

それでも最終的に一歩踏み出せたのは、

インデックス投資で、ある程度の資産額に到達したと感じられたからです。

今すぐ積立をやめたとしても、

このまま時間をかけて運用すれば、老後資金は確保できる。

そう思えるラインまで来たことで、気持ちに余裕が生まれました。

老後資金という「土台」は、インデックス投資でほぼ固まった。

だからこそ、その上で

別の役割を持つ投資を少し試してみてもいいと思えたのです。

高配当株投資を始めた理由は、

利回りの高さでも、短期間でのリターンでもありません。

インデックス投資は、寝かせておくだけで資産を増やす仕組みとして非常に優秀です。

一方で、そこには「自分が関わる余地」はほとんどありません。

高配当株は、金額が小さいうちは配当もわずかです。

それでも、

時間をかけて育てていく「自分年金」として考えれば、意味がある。

そう捉えられるようになったことが、最後の後押しでした。

投資の正解は一つではなく、ライフステージや考え方で変わると思います。

利回りより惹かれたのは「配当金のある生活」

高配当株投資を始めてみて、

一番印象が変わったのは「利回り」そのものではありませんでした。

正直なところ、少額で始めた高配当株の配当金は、

生活を大きく変えるほどの金額ではありません。

最初は「これだけか」と感じるレベルです。

それでも、配当金が入るという事実には、

インデックス投資とは違う意味がありました。

評価額が増えるかどうかに関係なく、

企業からお金が振り込まれる

たとえ少額でも、「資産が働いている」と実感できる瞬間です。

また、高配当株は保有して終わりではありません。

業績や決算、配当方針などを確認しながら、

「この株を持ち続けるか」「買い増すか」を考える必要があります。

その過程で、自然と株や経済ニュースに目が向くようになりました。

インデックス投資だけをしていた頃は、

経済ニュースを見ても、

「まあやることないしな」とどこか他人事だったのですが、

高配当株を持つようになってからは、関心の持ち方が変わりました。

高配当株投資は、

「効率よく増やす投資」ではないかもしれません。

それでも、

投資を自分の生活とつなげてくれる存在だと感じています。

高配当株を始めて感じたメリットとデメリット

高配当株投資を始めてから、

投資との向き合い方は、以前とは少し変わりました。

まず感じたメリットは、

世の中とのつながりを意識するようになったことです。

企業の業績やニュースを追うようになり、

「この会社はどんな事業をしているのか」

「景気の影響をどう受けるのか」

と考える機会が増えました。

もともと内向的な性格の私にとって、

これは意外と大きな変化でした。

投資を通して、少しだけですが、社会と接点を持てたような感覚があります。

一方で、デメリットもあります。

高配当株投資を始めてから、

株価の動きが気になってしまうようになりました。

本来、高配当株投資は頻繁に株価をチェックする必要はありません。

それでも

「安く買い増しできるのではないか」

という気持ちが出てきて、

つい何度も見てしまいます。

この点は、インデックス投資よりも明らかにメンタルを使います。

高配当株投資には、

楽しさと引き換えに、感情の揺れが生まれる側面があると感じました。

インデックス一本だった自分に伝えたいこと

今振り返って思うのは、

インデックス投資は理論的には最強だということです。

この点は、今もまったく変わっていません。

ただ、投資は理論だけでは続きません。

実際には、感情や性格、生活との相性が大きく影響します。

どんなに正しい方法でも、続けられなければ意味がありません。

高配当株投資について、

「勉強が必要で難しそう」

「暴落するまで待った方がいい」

と感じている人も多いと思います。

私自身も、そう考えていました。

けれど、最低限の勉強をしたうえで、

走りながら考えていく、という選択肢もあります。

最初から完璧を目指さなくても、

小さな金額で経験を積むことはできました。

もちろん、誰にでもおすすめできるわけではありません。

もし、インデックス投資だけで

「このまま放置しても老後資金は大丈夫」と思える状態に

まだ到達していないなら、無理に個別株に手を出す必要はないと思います。

高配当株を始めるタイミングは、人それぞれです。

大切なのは、

自分が無理なく続けられる形を選ぶこと

それが、投資を続けるうえで一番重要だと感じています。

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まとめ|それでも私は「インデックス+高配当」を選んだ

今の私は、

インデックス投資と高配当株投資のどちらか一方を選ぶつもりはありません。

インデックス投資は、

寝かせておくだけで資産を増やす仕組みとして、やはり最強です。

老後資金という長期目標に対しては、

今もこれ以上ない方法だと思っています。

一方で、高配当株投資は、

すぐに大きなリターンを生むものではありません。

少額のうちは、配当金も正直わずかです。

それでも、

老後の「自分年金」を今から育てていくという視点で見ると、

高配当株投資には、インデックス投資にはない役割があります。

数字を増やすことに特化したインデックス投資。

実感や関わりを持ちながら育てていく高配当株投資。

どちらが正しいかではなく、

自分にとって続けやすいかどうか

その視点で考えた結果、

私はこの2つを組み合わせる選択をしました。

インデックス一本でつまらないと感じている人や、

高配当株に興味はあるけれど一歩踏み出せずにいる人にとって、

この体験が、何かの参考になれば嬉しいです。

投資の話は、家庭持ちの場合、家計や夫婦の価値観とも切り離せません。

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