冬になると、ガスの検針票を見て
「二人暮らしなのに、こんなに高かったっけ?」
と驚いたことはありませんか。
一人暮らしの頃よりは確実に上がっているけれど、
家族世帯ほど使っている感覚もない。
だからこそ、この金額が普通なのかどうか分からず不安になる
という人も多いと思います。
我が家も、二人暮らしを始めてから
冬のガス代が気になるようになりました。
特別に贅沢をしているつもりはなくても、
お風呂やお湯の使い方次第で、
請求額は思っている以上に変わるものです。
この記事では、
- 二人暮らしの冬のガス代の平均
- 高くなりやすい原因
- 実際に我が家でやっている工夫
を、体験談ベースでまとめました。
「うちのガス代、高すぎ?」と不安な方が、
少し冷静に判断できるヒントになれば嬉しいです。
二人暮らしの冬、ガス代が「高い」と感じるのは普通?
冬になってガスの検針票を見たとき、
「え、こんなに高かったっけ?」
と驚いたことはありませんか。
二人暮らしだと、
- 一人暮らしよりは高い
- でも家族世帯ほど使っている気はしない
その分、ガス代の金額が妥当なのか分からず不安になりやすいんですよね。
特に冬場は、
- お風呂に毎日つかるようになった
- シャワーの時間が長くなった
- 給湯温度を上げた
といった小さな変化が重なり、ガスの使用量が一気に増えやすい季節です。
そのため、
二人暮らしで冬のガス代が高いというのは、実はかなり多くの人が感じていること
でもあります。
ただし問題なのは、
「高い気がする」だけなのか
それとも
「本当に平均より高い」のか
が分かりにくいこと。
そこで次に、二人暮らしの冬のガス代の平均はどれくらいなのかを見ていきましょう。
二人暮らしの冬のガス代|平均はいくら?
二人暮らしの冬のガス代は、
住んでいる地域やガスの種類(都市ガス・プロパン)によって差が大きいのが特徴です。
目安としては、以下のようなイメージになります。
- 都市ガス:月5,000〜7,000円前後
- プロパンガス:月8,000〜12,000円前後
※あくまで平均的な目安で、使用量や設備によって前後します。
「二人暮らしなのに1万円超えた…」と感じると、
つい使いすぎたのではと不安になりますが、冬場であれば珍しくありません。
特に、
- 毎日湯船につかる
- 追い焚きをよく使う
- 冬は家にいる時間が長い
こうした条件が重なると、平均より少し高くなるのは自然です。
逆に言えば、
冬でも5,000円以下に収まっている場合は、
シャワー中心だったり、ガスをあまり使わない生活スタイルの可能性が高いでしょう。
ただ、ここで注意したいのが、
「平均より高い=すぐ節約すべき」
とは限らない、という点です。
次は、なぜ冬になると二人暮らしのガス代が高くなりやすいのか、
その理由を具体的に見ていきます。
光熱費の節約も含め、二人暮らしの家計管理は
一人で頑張っても続かないものです。
夫婦二人で家計管理をしている方法は別記事でまとめました。
冬に二人暮らしのガス代が高くなる主な原因
二人暮らしの冬のガス代が高くなりやすいのは、
「特別に使いすぎているから」というより、冬特有の使い方が重なるからです。
ここでは、特に影響が大きい原因を見ていきます。
お風呂に入る頻度・追い焚きが増える
寒くなると、
- シャワーだけで済ませなくなる
- 湯船に毎日つかるようになる
という家庭は多いですよね。
お湯を張るだけでなく、
追い焚きを何度も使うと、その分ガス代は一気に上がります。
特に二人暮らしの場合、
入浴時間がずれると追い焚き回数が増えやすく、
「気づいたら毎日追い焚きしていた」というケースも少なくありません。
給湯温度を高めに設定している
冬は水温が低いため、
同じ量のお湯を使ってもガスを使う量が増えます。
さらに、少しぬるいと感じて温度を上げがちにもなります。
こうした状態が続くと、
知らないうちにガス代がかさんでいきます。
シャワーや洗い物の時間が長くなる
寒い季節は、
- シャワーを浴びる時間が長くなる
- お湯を出しっぱなしで食器を洗ってしまう
といった行動が増えがちです。
一回一回は小さな差でも、
毎日の積み重ねが月単位では大きな差になります。
家にいる時間が長くなる
冬は外出が減り、
家で過ごす時間が長くなる人も多いですよね。
その分、
- お湯を使う回数が増える
- 自炊が増えてガスを使う機会が増える
といった形で、ガス使用量が自然と増えていきます。
このように、
二人暮らしの冬のガス代が高くなるのは、
生活スタイルの変化が重なった結果であることがほとんどです。
次は、
「これは特に高くなりやすい」生活・設備について、
もう少し踏み込んで見ていきます。
【要注意】ガス代が跳ね上がりやすい生活・設備
冬のガス代が高くなりやすい二人暮らしには、
いくつか共通しやすい条件があります。
「うちも当てはまるかも」と思いながらチェックしてみてください。
毎日湯船につかっている
冬は体を温めるために、
シャワーだけでなく毎日お風呂を張る家庭が増えます。
湯船にお湯を張るだけで、
シャワー数分分以上のガスを使うこともあり、
これが毎日続くとガス代は一気に上がります。
追い焚きをよく使っている
二人暮らしで多いのが、
入浴時間がずれてしまい、追い焚きを何度も使うケース。
一度冷めたお湯を温め直すのは、
新しくお湯を足すよりもガスを多く使う場合があります。
「少し冷めたから追い焚き」が習慣になっていると、
ガス代が高くなる原因になりやすいです。
また、自動追い焚き設定は必ずOFFにしましょう。
湯船を常に温めてくれるのは便利ですが、
必要ない時にも温めてしまうので
その都度追い焚きするよりもガスをたくさん使ってしまいます。
浴室乾燥機を使っている
浴室乾燥機がガス式の場合、
冬場の使用頻度が増えるとガス代への影響はかなり大きくなります。
洗濯物が乾きにくい季節なので便利ですが、
知らないうちにガス使用量が増えていることも。
なお、我が家には浴室乾燥機はありません。
それでも冬はガス代が上がりやすかったため、
設備がなくても生活スタイル次第でガス代は変わると感じました。
プロパンガスを使っている
同じ使用量でも、
プロパンガスは都市ガスより料金が高くなりやすいのが特徴です。
そのため、
- 特別に使いすぎていない
- 節約を意識している
という場合でも、
冬はガス代が1万円を超えることがあります。
「高い=無駄遣い」とは限らず、
ガスの種類による影響も大きいことは知っておきたいポイントです。
こうした条件がいくつか重なると、
二人暮らしでも冬のガス代が「高すぎる」と感じやすくなります。
次は、
実際の金額感が分かる「我が家の実例」を紹介します。
我が家の二人暮らし|冬のガス代の実例
ここからは、我が家の二人暮らしで実際にかかった冬のガス代を紹介します。
※金額はあくまで一例なので、参考程度に見てください。
我が家の条件
- 二人暮らし
- 住居タイプ:賃貸アパート
- ガスの種類:都市ガス
- 冬の入浴スタイル:毎日湯船に浸かる
- 追い焚き:あり
冬のガス代(1か月分)
- ガス代:6646円
- 使用量:29m3
- 使用月:12月分(33日間)
※今年のデータはまだないため、去年(2024年冬)のデータになります。
正直、検針票を見たときは
「二人暮らしでこの金額…?」
と少し驚きました。
特別に贅沢をしているつもりはなくても、
- 冬はほぼ毎日お風呂を張る
- 寒くてシャワー時間が長くなる
こうした生活をしていると、
冬のガス代はどうしても高くなりやすいと感じます。
「高い」と感じたけれど、冷静に見直してみると
平均と比べてみると、
我が家のガス代はほぼ平均でした。
そのため、
「明らかに異常な金額」というわけではなく、
冬としては想定内の範囲だったと後から分かりました。
このように、
実際の金額を書き出して条件と照らし合わせてみると、
「ただ冬だから高く感じていただけ」というケースも多いです。
とはいえ、
少しでも抑えられるなら抑えたいのが本音。
次は、二人暮らしでも無理なくできたガス代の節約方法を紹介します。
二人暮らしでもできた、冬のガス代を抑える工夫
冬のガス代は、
「我慢しすぎる節約」をすると続きません。
我が家では、生活の快適さを大きく変えずにできることだけを意識しました。
湯船に浸かる日数を減らす
一番効果がありそうと感じたのが、湯船に浸かる日数を減らすことでした。
私は「冬場は毎日お風呂に浸かるもの!」と思い込んでいたのですが、
夫は「冬場でも1日おきでいい」タイプ。
最初は「湯船に浸からないと温まらないのでは?」と抵抗があったのですが、
慣れたら意外と大丈夫でした。
足の冷えが気になる日は、足湯をしながらシャワーをすると
思ったよりずっと温まります。
湯船に浸かる頻度を減らすとガス代が節約できるだけでなく、
毎日湯船を磨く手間もなくなるという嬉しいメリットもあります。
今年からこの取り組みを始めたので、
去年よりガス代がどのくらい安くなるのか楽しみです。
追い焚きの回数を減らす工夫
追い焚きの回数を減らすことも効果的。
- 入浴時間をできるだけ近づける
- 後に入る人は時間を空けすぎない
これだけでも、
追い焚きを使う日がかなり減りました。
完全にゼロにしなくても、
「回数を減らす」だけで十分効果があります。
とはいえ、我が家の場合は正直なところ難しい面もありました。
夫は夜勤があるため、
帰宅時間や入浴時間が日によってバラバラ。
「続けて入れば追い焚きしなくて済む」と分かっていても、
生活リズムを無理に合わせるのは現実的ではありません。
そのため、
追い焚きを完全になくすことは諦めました。
代わりに意識しているのは、
- 何度も追い焚きしない
- お湯が冷えにくいよう、ふたを使う
といった、「できる範囲だけ」の工夫です。
追い焚きを減らすために、
我が家ではお風呂のフタ代わりに100均の断熱アルミシートを使っています。
専用の保温フタはかさばるから買いたくないけど、
何もしないよりはマシかな、という軽い気持ちで試しました。
実際に使ってみると、
- お湯が冷めにくい
- 朝まで冷めてない
- 安くてコスパがいい
- 汚れたら気軽に買い替えできて清潔
と、意外と効果を感じています。
夫が夜勤で入浴時間がずれる我が家では、
「追い焚きをなくす」ことはできなくても、
冷めにくくする工夫は現実的でした。
100円でできる対策なので、
「追い焚きが多いかも…」と感じている方には、
一度試してみる価値はあると思います。
追い焚きを減らせなくても節約できないわけではありません。
自分たちの生活リズムに合ったやり方を見つけることが、
長く続けるためには一番大切だと感じています。
給湯温度を少し下げる
冬はつい給湯温度を高めに設定しがちですが、
1〜2℃下げるだけでもガスの使用量は変わります。
最初は少しぬるく感じても、
慣れてくると意外と気にならなくなりました。
シャワーを出しっぱなしにしない
当たり前のようで、意外と見落としがちなのがここ。
- 体を洗っている間は止める
- 食器洗いもこまめに止める
これだけで、
「思ったより使っていたんだな」と実感するくらい変わります。
食器洗いは食洗機に任せるようにした
食洗機を使うとお湯を大幅に節約することができます。
手洗いだと冬場はお湯を出しっぱなしにしがちですが、
食洗機なら手洗いの約1/4の水量で済みます。(メーカー調べ)
結果的にガス代+水道代を両方抑えることができました。
さらに、食洗機なら皿洗いの時短もできるので
本体価格は高くても、長期的にはメリットが大きいと感じました。
「使いすぎていないか」を把握する
節約で一番大事だと感じたのは、
感覚ではなく、実際の使用量を見ることでした。
検針票を見て、
- 使用量が先月より増えているか
- 何が原因になりそうか
を意識するだけでも、
無駄な使い方に気づきやすくなります。
ガスと電気をセットプランにしている
我が家は、二人暮らしを始めた当初から
ガスと電気をセットプランで契約しています。
そのため、
「切り替えてどれくらい安くなったか」という
明確な比較は正直できません。
ただ、最初からセットにした理由は、
- 手続きが一度で済む
- 請求がまとまって管理しやすい
- セット割引があるなら損はしにくそう
と感じたからです。
冬はガス代が高くなりやすいですが、
少なくとも単体契約より極端に高いと感じたことはありません。
「必ず安くなる方法」ではありませんが、
これから二人暮らしを始める人や、
引っ越しのタイミングで契約を見直す人にとっては、
最初から検討しておいてもいい選択肢だと思います。
こうした工夫を取り入れることで、
我が家では冬でも「納得できる金額」に近づけることができました。
それでもガス代が高いと感じる場合は、
一度チェックしておきたいポイントがあります。
次は、
ガス代が高すぎるときに確認したいことをまとめます。
ガス代が高すぎるときに一度チェックしたいこと
節約を意識しているのに、
それでも冬のガス代が高いと感じる場合は、
一度立ち止まって確認しておきたいポイントがあります。
検針票の「使用量」を確認する
まず見てほしいのは、
請求金額ではなくガスの使用量(㎥)です。
- 金額だけが高いのか
- 使用量そのものが増えているのか
ここを切り分けることで、
「使いすぎ」なのか「単価が高い」のかが分かります。
都市ガスかプロパンガスか
同じ使用量でも、
プロパンガスは料金が高くなりやすいのが現実です。
そのため、
プロパンガスの場合は
「平均より高い=異常」とは限りません。
まずは、
自宅がどちらのガスかを把握しておきましょう。
もし、これから引っ越しを検討している場合は、
都市ガス物件の方がガス代が安くなりやすいということを
意識して物件を選ぶのもいいと思います。
引越しの初期費用を抑える方法については別記事でまとめました。
契約内容や基本料金を確認する
ガス代は、
- 使用量
- 基本料金
- 単価
で決まります。
特にプロパンガスは、
会社ごとに料金設定が違うことも多いため、
基本料金が高めに設定されているケースもあります。
プロパンガスの料金は物件によって差が出やすい
プロパンガスについて、
販売会社に勤めている知人から聞いた話ですが、
料金には物件ごとの傾向があるそうです。
一般的に、
- 戸建てはガス会社同士の競争が起きやすく、プロパンでも比較的料金が抑えられやすい
- アパートやマンションは「ガス会社を変えられない」と思われがちで、結果的に料金が高めになるケースもある
とのことでした。
もちろん、すべての物件に当てはまるわけではありません。
ただ、同じプロパンガスでも料金差が出やすい
という点は知っておいて損はないと思います。
あまりにガス代が高い場合は相談してみるのも一つの手
もし、明らかに相場とかけ離れて高いと感じる場合は、
管理会社や大家さんに相談してみるという選択肢もあります。
必ずしも業者を変えてもらえるとは限りませんが、
「ガス代がかなり高くて困っている」
と伝えるだけでも、
状況を説明してもらえることがあります。
強く要求するというより、
情報として知っておく・選択肢として持っておく
くらいのスタンスが安心です。
給湯温度が必要以上に高くなっていないか
冬場は、
給湯温度を上げすぎていることに気づかないまま
使い続けてしまいがちです。
「寒いから仕方ない」と思っていても、
一度設定温度を見直してみる価値はあります。
「冬だから高いだけ」の可能性も考える
見直しをしても特に問題が見つからない場合、
単純に冬だからガス代が高くなっているだけ
ということも少なくありません。
この場合、
春になると自然とガス代は下がっていきます。
「今だけの出費」なのかどうかを
冷静に判断することも大切です。
次は最後に、
二人暮らしの冬のガス代との向き合い方をまとめます。
二人暮らしの冬のガス代は「高く感じやすい」だけの場合も
二人暮らしの冬のガス代は、
一人暮らしの頃と比べたり、夏の請求額を見たりすると、
どうしても「高い」と感じやすくなります。
でも実際には、
- 冬は水温が低い
- お風呂に入る頻度が増える
といった理由から、
ガス代が上がるのはある程度自然なことでもあります。
平均や条件と照らし合わせてみて、
極端にかけ離れていなければ、
「使いすぎているわけではない」と考えても大丈夫です。
もちろん、
少しの工夫で抑えられる部分はありますが、
寒い季節に無理をしすぎる必要はありません。
「高い気がする…」と感じたら、
- 平均を知る
- 原因を整理する
- できるところだけ見直す
この順番で考えてみてください。
そうすることで、
二人暮らしの冬のガス代とも、
必要以上に不安にならず向き合えるはずです。
まとめ
二人暮らしの冬のガス代は、
お風呂やお湯の使い方が変わることで、
思っている以上に高く感じやすいものです。
とはいえ、
- 毎日湯船につかる
- 入浴時間がずれる
- 冬は家にいる時間が長い
こうした条件が重なれば、
ガス代が上がるのはある程度自然なことでもあります。
我が家の場合、
追い焚きを完全に減らすことは難しかったものの、
- お風呂にお湯を張る頻度を見直す
- アルミシートでお湯が冷めにくくする
- 食洗機やセットプランなど、できることだけ取り入れる
といった無理のない工夫を続けています。
大切なのは、
「平均より高いかどうか」だけで判断するのではなく、
自分たちの生活スタイルに合っているかを考えること。
冬のガス代にモヤモヤしたときは、
一度立ち止まって原因を整理し、
できるところから見直してみてください。
「高すぎるかも…」という不安が、
少しでも軽くなれば嬉しいです。

