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遠距離恋愛から結婚した私たちのエピソード|すれ違いを乗り越えた私たちの実体験

結婚

遠距離恋愛をしていると、

悩む人
悩む人

この人と本当に結婚できるのかな

悩む人
悩む人

会えない時間で気持ちが離れていかないかな

そんな不安が何度も頭をよぎります。

私たちも、遠距離恋愛中は決して順風満帆ではありませんでした。

会えない寂しさだけでなく、信頼が揺らいでしまう出来事があり、

正直「もう別れた方がいいのかもしれない」と思ったこともあります。

それでも話し合いを重ね、迷いながらも向き合い続けた結果、私たちは結婚という選択をしました。

この記事では、遠距離恋愛中に辛かったこと、結婚を意識するようになったエピソード、そして不安だらけだった私たちが、なぜ結婚を決断できたのかを実体験をもとに正直にお話しします。

同じように遠距離恋愛で悩んでいる方の、少しでも心が軽くなるきっかけになれば嬉しいです。

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私たちが遠距離恋愛になったきっかけ

交際スタート時の状況

私たちは高校生の時に付き合い始めました。

実は、高校生の頃から私たちは頻繁に会える関係ではありませんでした。

お互いの環境もあり、会えるのは多くても月に1回ほど。

受験期に入ってからは、ほとんど会えない時期もありました。

寂しさがなかったわけではありませんが、「今はそれぞれの時間を大切にしよう」と気持ちを切り替えていたのを覚えています。

進学・就職を機に遠距離恋愛に

私は都市部の大学へ、彼は地元の学校に進学し、物理的な距離が一気に離れました。

それぞれの将来を考えた選択だったからこそ、簡単にどちらかが合わせることはできませんでした。

正直、「このまま付き合い続けていいのだろうか」という不安がなかったわけではありません。

ただ、もともと会えない時間が長かった私たちにとって、遠距離恋愛は突然始まったものというより、これまでの延長線上にあったようにも感じています。

それでも、お互いに新しい環境で新しい出会いもあり、これまで以上に気持ちのすれ違いを感じるようになったのも事実でした。

遠距離恋愛中に辛かったこと・不安だったこと

遠距離恋愛が始まってから、私たちの関係は少しずつ変わっていきました。

高校生の頃から会える頻度は多くありませんでしたが、距離がはっきりと離れたことで、これまで以上に心の不安を感じるようになったのを覚えています。

なかなか会えない寂しさ

遠距離恋愛になってから、会いたいと思っても会えないのが当たり前になりました。

友人カップルの話を聞くたびに、「近くにいられたらな」と思うことも少なくありませんでした。

街でいちゃつくカップルを見た時には発狂しそうになったことも。笑

連絡はとっていても、実際に顔を見て話せないことで、小さなすれ違いが不安に変わっていく感覚がありました。

就職先のことで将来が見えず不安になった瞬間

学生生活が後半に差し掛かり、いよいよ「就職」という現実が見えてきた頃、私たちは将来について本格的に悩むようになりました。

私と彼は新幹線の距離。

就職先をどこにするかで、この先の関係が大きく変わってしまうことは考えなくてもわかっていたからです。

彼が都市部に出てくるのか。それとも私が地元に帰るのか。

どちらを選んでも簡単な道ではなく、話題にすると少し重たい空気になることもありました。

わたし
わたし

このまま一緒にいられるのかな…

就職先の話をするたびに、将来が急に現実味を帯びて、不安が膨らんで行ったのを覚えています。

信頼が揺らいだ出来事があったこと

遠距離恋愛中、正直に言うと相手を信じきれなくなる出来事もありました。

その時は、「お互いのために別れた方がいいのかもしれない」「でも今更一人になるのはつらい」と何度も悩みました。

距離があるからこそ、相手の顔を見て話し合うことができず、不安ばかりが膨らんでしまうことがありました。

それでも話し合うことをやめなかった

感情的になって関係を終わらせることもできましたが、私たちは何度も電話で話し合うことにしました。

不安な気持ちを我慢せず、ちゃんと言葉にして伝えるようにしたのです。

時には感情をそのままぶつけ合うこともありました。

すぐに答えが出たわけではありません。

それでも向き合う時間を重ねる中で、「この人と今後どうしていきたいのか」を少しずつ整理できるようになりました。

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それでも遠距離恋愛を続けられた理由

正直に言うと、遠距離恋愛を続けるのが簡単だったわけではありません。

何度も不安になり、「ここで終わらせた方が楽なのかもしれない」と思ったこともあります。

それでも私たちが関係を続けてこられたのは、距離がある中でも大切にしていたことがあったからです。

連絡を取りたい頻度が自然と同じだった

遠距離恋愛中、私たちは学生だったこともあり毎日LINEで長電話をしていました。

特別なルールを決めていたわけでもなく、「連絡の仕方を工夫しよう」と意識していたわけでもありません。

ただ、不思議と連絡を取りたい頻度やタイミングがお互いに近かったように思います。

毎日話したいと思う気持ちも、声を聞かないと落ち着かない感覚も、大きなズレはありませんでした。

そうは言っても、どちらかが忙しい時は「今日は電話は難しそうだからメッセージを送るだけにしようかな」という何となくの合意はありました。

だからこそ、連絡が負担になったり、「連絡しすぎかな」「少なすぎかな」と悩むことが少なかったのかもしれません。

今振り返ると、無理に合わせていたのではなく、自然と同じペースでいられたことが、遠距離恋愛を続けられた理由の一つだったように感じます。

会えない時間の過ごし方

恋愛が始まった当初から、私たちは頻繁に会える関係ではありませんでした。

だからこそ、会えない時間をどう過ごすかは自然と身についていたように思います。

それぞれの大学生活や、バイト、やりたいことに集中する時間を大切にしながら、「次に会える日」を支えに日々を過ごしていました。

会えないからこそ、会えた時の喜びはひとしお。

会っている時間をより大切にできたことは、遠距離恋愛ならではだったかもしれません。

不安を我慢せず話し合えたこと

一番大きかったのは、不安な気持ちを一人で抱え込まなかったことです。

就職先の場所や将来のこと。

信頼が揺らいだ出来事のこと。

答えが簡単に出ない話題ほど、避けたくなる気持ちもあったと思います。

それでも私たちは、不安に感じていることを少しずつ言葉にしてきました。

すぐには結論が出なくても、「今どう思っているのか」を言葉で共有できたことで、気持ちが大きくすれ違ったまま進むことはなかったと思います。

遠距離恋愛を続けられた理由は、特別なことをしていたからではなく、お互いに向き合うことをやめなかったからだと今は感じています。

結婚を意識するようになったエピソード

遠距離恋愛を続ける中で、少しずつ「この人とこの先も一緒にいたい」と将来を意識するようになりました。

そのきっかけは、一つの出来事だけではありません。

相手の存在が支えになった出来事

長い遠距離恋愛期間の中で、私自身が心身ともに落ち込んでしまった時期がありました。

それまで当たり前にできていたことができなくなり、気持ちが沈みがちな日々が続いていたと思います。

そんな時、離れていながらも、彼は変わらずそばにいてくれました。

無理に励ましたり、正論をぶつけたりするのではなく、ただ話を聞いて寄り添ってくれました。

「会えない距離でも一人じゃない」と感じられたことは、当時の私にとって大きな支えでした。

この出来事を通して、楽しいときだけでなく、しんどいときにも一緒に向き合ってくれる人なんだと初めて実感した気がします。

価値観が合っていると感じた瞬間

遠距離恋愛や将来の話をする中で、意見が食い違うこともありました。

時には、感情的になってしまうことだってあります。

それでも、最後にはお互いの考えを聞こうとする姿勢は変わりませんでした。

「どちらが正しいか」ではなく、「どうすれば二人とも納得できるか」を考えられる。

その価値観が、長い時間を一緒に過ごすことによって自然と育まれていきました。

将来の話を自然にできたとき

就職先の場所や、これからの生活について話すようになった時、結婚という言葉を意識するようになりました。

結婚まではまだ早いにしても、「一緒に住むためにはどうしたらいいか」を真剣に考えるようになりました。

具体的な答えがすぐに出たわけではありません。

それでも、どちらからともなく「結婚」「同棲」というワードが出るようになり、将来の話を避けずにできるようになったこと。

不安も含めて共有できたことが、私にとっては大きな安心感につながっていきました。

この人となら、これから先に起こることも一緒に考えていける

そう思えた瞬間だったと思います。

遠距離恋愛から結婚を決断した理由

結婚を意識するようになってからも、すぐに答えが出たわけではありません。

遠距離恋愛という状況は変わらず、就職先や住む場所など、現実的に考えなければいけないことがたくさんありました。

それでも最終的に結婚を決断できたのは、不安がなくなったからではなく、不安があっても一緒に向き合えると思えたからです。

それぞれが一度、地元に戻る選択をした

私は心身の調子を崩したことをきっかけに、地元に戻るという選択をしました。

それまで思い描いていた将来とは違う形になり、「この先どうなるんだろう」という不安と「これで離れ離れにならなくて済む」という安心感が入り乱れる複雑な感情でした。

すれ違いが続いた就職のタイミング

ところが、私が地元に戻った後、彼の就職先は地元ではなく隣の都道府県に。

新幹線の距離からは縮まったものの、また同じ場所では暮らせない。

物理的なすれ違いに、正直「この先どうなるのか」と不安を感じました。

「タイミングが合わない」そう感じてしまう瞬間もあったと思います。

彼も地元に戻り、選択が重なったとき

その後、彼も転職を機に地元に戻ることになりました。

最初からすべてが計画通りだったわけではありません。むしろ、二人で計画したことはほとんどその通りにはなりませんでした。

人生万事塞翁が馬。

ただ、遠回りをした末に、お互いの選択が重なり合った。

その事実が、私にとってはとても大きな意味を持っていました。

やっと一緒に住めるように

何度もすれ違い、思うように進まなかった時間があったからこそ、「一緒にいるためにどうするか」を現実的に考えるようになりました。

お互い地元に戻ったことをきっかけに私たちは同棲し、結婚を決断しました。

これまでにお互いに選択してきた点と点がつながって線になる。

線と線が重なって面になる。

そんな流れだったように思います。

振り返ると、順調とは言えない時間ばかりでした。

それでも最終的に同じ場所で生きる選択ができたことが、私たちにとっての結婚だったのだと思います。

遠距離恋愛から結婚して感じたこと

遠距離恋愛の期間が長かった私たちは、

「一緒に暮らし始めたら、きっとギャップに悩むんだろうな」と正直覚悟していました。

実際に結婚を決める前、同棲生活を始めてみて感じたのは、思っていたよりも価値観のすれ違いが少なかったことです。

意外にも同棲生活での価値観のすれ違いが少なかった

生活リズムや家事の分担、お金の使い方など、一緒に暮らして初めてわかることはたくさんあります。

それでも、「どうしても譲れない。価値観が合わない」と感じる場面は、意外なほど多くありませんでした。

振り返ってみると、遠距離恋愛の間に、

  • 将来のことや不安な気持ちを何度も話し合ってきたこと
  • 離れていても相手の状況を想像する時間があったこと

が、自然と土台になっていたのかもしれません。

一緒に暮らして感じた安心感

毎日顔を合わせて生活する中で、

「この人となら、日常を積み重ねていけそう」

そう感じる瞬間が増えていきました。

気を張らずにいられる安心感

それが、結婚をして実感した一番の変化だったように思います。

遠距離恋愛期間が波瀾万丈でたくさん悩んだからこそ、一緒にいられる今の時間を穏やかに大切にできているのかもしれません。

遠距離だったからこその新鮮さも

一方、遠距離恋愛期間が長かったからこそ、一緒に暮らし始めた時の生活には新鮮さもありました。

これまでは、

「次はいつ会えるだろう」「限られたデート時間をどう過ごそう」

そんなふうに、1つ1つの時間が非日常でした。

それが同棲を始めてからは、一緒にご飯を食べることや、何気ない会話をすることが、特別な予定ではなく日常になりました。

一緒に住み始めて1年以上経ちましたが、未だに一緒に住んでいることが信じられないような気持ちになることもあります。

遠距離恋愛をしていなかったら、この「当たり前の時間」をここまで大切に感じられなかったかもしれません。

長く離れていた時間があったからこそ、一緒に暮らす毎日に小さな発見があり、今の生活を新鮮な気持ちで受け取れています。

それも、遠距離恋愛を経験したからこその良さだと思っています。

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まとめ|遠距離恋愛中で結婚に悩んでいる人へ

遠距離恋愛をしていると、不安や迷いを感じるのはとても自然なことだと思います。

私自身、「このまま続けて意味があるのかな」と何度も立ち止まりました。

会えない時間が長くなるほど、相手の気持ちが見えなくなったり、将来を考えて不安になることもあります。

でも、それは遠距離恋愛だから絆が弱いのではなく、真剣に向き合っている証拠なのだと思います。

私たちの場合、順調とは言えない時間や、すれ違い、思い通りにいかない出来事もたくさんありました。

それでも最終的に結婚したのは、「不安がなかったから」ではなく、不安があっても一緒に考え続けられたからでした。

遠距離恋愛の形や、結婚までの道のりに正解はありません。誰かと比べなくていいし、無理に答えを急ぐ必要もないと思います。

もし今、悩んでいるなら、自分の気持ちを置き去りにしないこと。そして、相手と向き合うことをやめないこと。

それだけは大切にしてほしいです。

遠回りに見える時間も、後から振り返れば、二人にとって必要な時間だったと思える日が来るかもしれません。

この体験談が、遠距離恋愛で悩んでいるあなたの少しでも心を軽くするきっかけになれば嬉しいです。

遠距離恋愛を経て結婚した今、結婚生活の中で感じていることはこちらにまとめています。

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