家を買うタイミングは結婚時?賃貸と購入で迷った私の結論

結婚が決まった時頭に浮かんだのが、

「どのタイミングで家を買うべきか?」という悩みでした。

周りには結婚と同時にマイホームを購入する友人が多く、

義両親からも「家を買うのなら早い方がいい」と勧められ、

「今買わないと遅いのかな?」「賃貸のままで大丈夫?」という焦りもありました。

一方で、住宅ローンの負担やこれから変わるかもしれない働き方、子どものことを考えると、簡単には決断できません。

結婚 = 家購入が”当たり前”のように語られる中で、私たちは賃貸にするか、購入するかを何度も悩みました。

この記事では、結婚を機に家を買うか迷っていた私たち夫婦が、

何を基準に比較し、最終的にどんな結論を出したのかを正直に書いています。

同じように

悩む人
悩む人

家を買うタイミングがわからない

悩む人
悩む人

家の購入時期を決めきれずにモヤモヤしている

そんな方の判断材料になれば嬉しいです。

目次

結婚時に家を買うべき?まず悩んだ理由

結婚 = 家購入が当たり前という風潮

正直に言うと、結婚するまでは「結婚したら家を買うもの」というイメージを私たち夫婦はどこかで当たり前のように持っていました。

両親世代や既婚の友人の話を聞いても、結婚→マイホームという流れが自然に話題になることが多く、深く考えず「自分たちもそうするのかな」と思っていたんです。

でも、いざ自分がその立場になると、

本当にそれが今の自分たちに合っているのか、急に疑問が湧いてきました。

当たり前だと思われている選択ほど、立ち止まって考える必要があるかもしれないと感じました。

周りが家を買い始めて焦った

結婚前後のタイミングで、

周りから「家を買った」「半年後にマイホームに入居予定」という話を聞くことが増えました。

新居の話を聞くたびに、「もう家を買ったんだ」「自分たちは遅れている?」と比べなくていいはずなのに、気持ちがざわついていたのを覚えています。

出来上がった新居に遊びにうかがうと、やっぱり素敵に見えてしまいます。

特に焦りを感じたのは、

「今動かないと、この先もっと買いにくくなるかもしれない」という不安でした。

ただ、この焦りが自分の本音なのか、周りに影響されているだけなのかは、冷静に見極める必要があると感じました。

家を買うのが怖かった理由

家を買うこと自体は目標でもあります。

ただ、「一度決めてしまうと簡単には戻れない」という点がどうしても怖かったです。

住宅ローンを何十年も払い続けること、将来の働き方や家族構成が変わる可能性があることを考えると、今このタイミングで決断してしまっていいのか、不安が拭えませんでした。

結婚したばかりで、生活自体もまだ手探りの状態。

その中で大きな決断を重ねることに、慎重になっていたのだと思います。

この「怖い」という感情は、私たちにとって無視できないサインでした。

こうして振り返ってみると、

悩みの正体は「家を買うかどうか」そのものより、決め方に納得できていなかったことだったように思います。

次は、結婚と同時に家を買う場合のメリット・デメリットを、もう少し具体的に整理してみます。

結婚と同時に家を買うメリット・デメリット

ここでは、結婚と同時に家を買う場合に感じたメリットとデメリットを、実際に悩んだ視点から整理してみます。

【メリット】若いうちに住宅ローンを組むことができる

結婚と同時に家を買うメリットとしてよく聞くのが、若いうちに住宅ローンを組めることです。

実際、私たちも「今なら審査に通りやすいかも」と考えました。

年齢が若いことで審査が通りやすくなる

若いと住宅ローンの審査で有利です。

国土交通省「令和5年度民間住宅ローンの実態に関する調査」によると、住宅ローンの審査で重視されるものトップ3は「完済時年齢」「健康状態」「借り入れ時年齢」です。

さらに、若ければ多少年収が低くても勤務先の安定性や年収の上がり幅を考慮してもらえる可能性もあります。

住宅ローン返済が早く終わる

例えば25歳で35年ローンを組むと、60歳の時に返済が終わります。

まだ働いているうちに住宅ローンの返済が終わるので、「年金から住宅ローンの返済をしなくてはならない」ということを避けられます。

融資期間を長く取ることで月々の返済額を少なくできる

年齢によっては、35年などの長い融資を組めないことがあります。

融資期間が短い場合、頭金をたくさん入れない限り月々の返済額が多くなってしまいます。

若いうちにローンを組むことで、月々の返済額を家賃並み・家賃以下に抑えることも可能です。

【メリット】家賃の払い損が少ない

毎月の家賃を払い続けることにどこか「もったいない」と感じていました。

賃貸では、家賃を払っていても自分のものにはならず、住み続けたければずっと家賃を払い続ける必要があります。

家を買えば、その支払いが将来の住まいにつながる安心感がありますよね。

結婚と同時に家を買うと、賃貸に無駄な家賃を払う期間が短くて済みます。

【メリット】子どもがいない身軽な状態で家選び・引越しができる

「身重な体で家選びをするのが大変だった」

「子どもがいると荷物が増えて引越し代が高くなってしまった」

こんな声を聞いたことがあります。

結婚と同時に家を買うと、身軽な状態で引っ越せるので転居に伴う負担が少なく済みます。

子どもを持ってからの引っ越しに不安がある方にとってはこの点は大きな後押しになるかと思います。

【デメリット】初期費用が負担になる

一方で、住宅購入となるとまとまった初期費用がかかることがネックです。

結婚を機に家を建てた友人は、100万円程度が諸費用として必要になったそう。 

結婚して間もない私たちは貯金があまりないので、諸費用で貯金がなくなってしまうのは避けたいです。

【デメリット】ライフプランがまだ固まっていない

どうしても引っかかったのが「子どもの数がまだ決まっていないのに家を買っていいの?」ということ。

私たちは2人子どもを持つことを希望していますが、希望通りに子どもが持てるとは限りません。

予定通りに子どもを授からなかった場合は広い家がオーバースペックになってしまうのでは?と不安が残りました。

【デメリット】離婚の可能性

考えたくはないのですが、「もし離婚になった場合、家はどうするの?」ということが一番の不安でした。

今は仲良く夫婦をやっていますが、いつどんなことが起こるか先のことはわかりません。

厚生労働省の統計によると、離婚する夫婦の中では結婚5年未満の離婚が最も多いです。

「結婚生活に耐えられないのに家のせいでスムーズに別れられない…」

そんな事になったら嫌ですよね。

離婚の可能性をどのくらい重視するかで判断が分かれると思います。

【デメリット】働き方の変化で住宅ローンが負担になる可能性

共働き前提で家を買うのはリスク大

「共働き前提で家を買ったけど、育児に手がかかるから仕事をやめたい。」

友人からこんな声を聞いたことがあります。

現在は住宅が値上がりしていて、夫婦の収入合算やペアローンで家を買うのが当たり前になっています。

でも、夫婦どちらもが働き続けられる前提で家を買ってしまうと、どちらか一方の収入減で苦しくなってしまうためリスクが大きいです。

一馬力の収入でも返済を続けられる余裕を持ったローン計画を立てることが重要です。

マイホームを買った途端に転勤辞令

我が家は転勤族ではないものの、夫の転勤可能性はゼロではないため、この点は不安です。

マイホームを買った後に転勤になった場合、取れる選択肢としては

  • 単身赴任にして家族はマイホームで暮らす
  • マイホームを売却して家族で赴任先に引っ越す
  • 会社を辞めて転職し、マイホームで暮らす

この3つがあります。

新婚で単身赴任は酷ですし、せっかく買ったマイホームをすぐに手放すのは精神的にも経済的にも厳しい選択です。また、転職も大きな決断になりますよね。

ここまでデメリットを挙げましたが、これは「結婚と同時に家を買うのがダメ」という意味ではありません。大切なのは、不安を知った上で自分たちに合う選択ができるかどうかだと思います。

新婚で賃貸を選ぶメリット・デメリット

こちらでは、新婚のうちは賃貸に住む場合に感じたメリットとデメリットを、実際に悩んだ視点から整理してみました。

【メリット】生活スタイルを確かめる時間が持てる

実際に私も夫と暮らしてみて、一人暮らしの時から生活スタイルが大きく変わりました。

そのため、物件の気になるポイントにも変化がありました。

とりあえず賃貸で新婚生活を始めてみて、

  • 家族分の自炊をするならもう少し広いキッチンがいい
  • 仕事の関係で生活リズムが合わないから持ち家では寝室を分けたい
  • クローゼットの広さはこれくらいほしい
  • 子どもを持つならもう1部屋は必要になりそう

など、家を買った時のシミュレーションをすることもできます。

もし二人のライフスタイルが合わなくても調整する時間が持てることが安心につながる人もいると思います。

【メリット】家族構成やライフスタイルに合わせて引越ししやすい

私が1番のメリットだと感じているのが「賃貸なら家族構成に合わせて引越ししやすい」という点です。

新婚で子どもがまだいない私たちは2LDKもあれば十分だと感じています。

共働きで二人とも家にいる時間が少ない場合、リビングが狭くてもあまり気にならないかもしれません。

また、転勤や転職で職場が変わった時には通勤に便利な場所に引っ越すこともできます。

賃貸の身軽さが大きなメリットと感じる人も多いと思います。

【デメリット】家賃が資産にならない

「家を買うつもりなら早い方がいい。家賃が無駄になるから。」

私たちは義両親からこのように言われました。

賃貸に払った家賃は掛け捨て保険のようなもので、全く資産にはなりません。

この点が気になって早く家を持ちたいという方がいるのもわかります。

【デメリット】住宅ローンを若い時に組めない

一方で、私たちには「住宅ローンを組む年齢が遅くなってしまうのではないか」という懸念もありました。

住宅ローンを組む年齢が上がると、

  • 完済年齢が遅くなる
  • 健康問題が住宅ローンの審査に影響する
  • 融資期間が短くなり、月々の返済額が大きくなる

といった不安があります。

もっとも、住宅ローンの審査では年齢だけでなく収入も重要視されます。

一般的には年齢が上がることで収入も上がっていくので、収入で年齢をカバーし住宅ローン審査を有利に進められる可能性もあります。

【デメリット】家を買う決断ができなくなる可能性

「マイホームを買う決断ができず、お得な買い時を逃してしまった。あの時買っておけばよかった。」

こういった後悔の声を耳にすることがあります。

近年、材料費の高騰や人手不足の影響で新築の価格がどんどん上がっています。

それにつられて都市部では中古住宅の価格も上がっているようです。

また、マイホームは資産としての価値も大事ですが一番は「家族と一緒に住む空間の豊かさ」を重視して買う人が多いと思います。

子育てが終わった両親は、

「大変な時もあったけどあっという間だった。家族で一緒に住める時間は意外と長くない」

と話していました。

この点をどう考えるかもポイントになるのではないでしょうか。

私が「賃貸 or 購入」で本気で比較したポイント

実際に迷っている今、私が特に気になっているポイントをいくつか挙げます。

今の家賃を基準にコストを比較する

家を買うかどうかを考える上で、やはり一番現実的だったのがお金の問題です。

住宅ローンを組んだ後の生活が苦しくならないか、色々条件を変えてシミュレーションしました。

「賃貸か持ち家か?」はマネー系インフルエンサーの中でも意見が分かれる永遠のテーマですが、私はまずは今の家賃等の支払いを基準にコストを比較することにしました。

その結果、今払っている家賃と同じ月々のローン返済額で買える家は、住みたい地域にはないことがわかりました。

なお、仮に家賃とローン返済額が同じでも、持ち家の場合は修繕費や固定資産税もかかることを頭に入れておかなければなりません。

家計状況によって住居費にかけられる金額は変わってくるので、夫婦での価値観のすり合わせが大事になります。

働き方の変化・転勤の可能性

次に考慮したのが、働き方の変化です。

私たちは現在は共働きですが、私自身過去に体調を崩したことがあり、出産後も収入を維持できるのか不安があります。

また、夫も独身時代に転職に伴う無職期間があり、「住宅ローンを組んだ後に夫が無収入になる可能性もゼロではない」と考えました。

そして、夫の会社的に転居が必要な転勤の可能性もゼロではありません。

働き方の変化や転勤になった時にどうするかは、夫婦二人でよく話し合う必要があります。

子どもを考えた時の間取り

「子ども部屋を何部屋用意しておくべき?」

これは一番予想がしにくい問題かもしれません。

子ども1人のつもりが双子を授かったり、反対に子どもが3人欲しいと思っていても授からない可能性もあります。

この点は、結婚直後に家を買うかどうかを考える上で避けて通れない不安だと感じました。

最終的には、どちらが正しいかではなく自分たちに合うかどうか?で考えるようになりました。

家を買うタイミング、私の結論

家を買うのは子どもが生まれて手狭になってからで良い

迷った末に出した私たちの結論は「今の賃貸が手狭になってから持ち家を検討する」です。

その理由は、

  • 子どもの数が予想できないから
  • 今の家計状況で余裕を持って買える家が少ないから
  • 現状で賃貸に何の不満もないから

この3つです。

賃貸でも子どもが1人ならなんとかなりそうです。

私たちの希望する子どもの数は(できれば)2人なので、2人目が生まれるタイミング or 子どもが1人と決まった時にマイホームを検討しようと思います。

もっとも、これは私たちの出した結論なので、結婚時に家を買う人を否定しているわけではありません。大切なのは、夫婦二人で話し合って納得した選択ができるかどうかだと思います。

結婚時に家を購入するのが向いている人

私が結婚時に家を購入するのが向いていると思うのはこんな人です。

結婚時に家を買うのが向いている人
  • 有利な条件で住宅ローンを組みたい人
  • 資産になる家を買える人
  • 結婚前から同棲しており、ライフスタイルが固まっている人
  • すでに子どもがいる人
  • 転勤の可能性がない人
  • (絶対に離婚しない人)

特に資産になる家を買える人は早く家を買ってしまった方がいいかもしれません。

万が一持ち家を売ることになってもプラスになるからです。

持ち家の資産性をどう考えるかで、判断は大きく変わると思います。

まとめ|結婚時の家購入で後悔しないための考え方

家を買うには準備が大事。周りのタイミングに流されない!

結婚を機に家を買うこと自体が悪いわけではありません。

ただし、「周りがみんな買っているから」「両親・義両親などに勧められたから」など、周りのタイミングに流されて住宅購入を決めてしまうと後悔してしまうかもしれません。

新婚のうちはまだ、マイホームについて二人で十分に話し合う時間が取れていないこともあります。生活スタイルや子どもの希望がまだ定まっていない場合は、慎重に考えた方が後悔しにくいと感じました。

大切なのは、自分たちの状況に合わせて二人で決めることです。

家を購入するタイミングの判断基準

家を買うベストなタイミングは、人によって違います。

だからこそ、メリット・デメリットを整理し、何を優先したいのかを明確にすることが重要です。

自分たちだけの判断軸が定まれば、どんな選択でも納得しやすくなります。

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この記事を書いた人

アラサー主婦。夫と二人暮らし。
満足度を下げない家計管理と、NISA(インデックス・高配当株)での「コツコツ資産運用」が日課です。
体調の波と上手く付き合いながら、暮らしを賢く最適化していくのが好き。
ベランダ菜園やセルフケア、お金の育て方など、実際に試して分かった「無理のない等身大の選択」を発信しています。

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