iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)を選んだ理由|1306・1308と比較した体験談

topix etfの選び方 iシェアーズコアTOPIX

インデックス投資に出会ってから、私の日本株への向き合い方はずいぶん変わりました。

高配当株を始めて、やめて、TOPIXへ。その経緯は別記事に詳しく書いています。

この記事では、その続きの話をします。「TOPIXに連動するETFを買おう」と決めてから、どの銘柄を選ぶかでまた悩んだこと。そして最終的にiシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)にたどり着いた理由です。

目次

TOPIX ETFは1475だけじゃない!主要3ETFを比較してみた

TOPIXとは、東京証券取引所に上場しているすべての国内普通株式を対象とした株価指数です。日本の株式市場全体の動きをそのまま映す指数で、トヨタ、三菱UFJ、ソニーといった大型株から中小型株まで約2,000銘柄以上が含まれます。

特定の銘柄を選別するのではなく、時価総額の大きい企業ほど比重が高くなる「時価総額加重平均」という仕組みで動いています。

TOPIXに連動するETFを買おうと思って調べると、主な選択肢が3つあることがわかりました。

  • 1306:NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(野村アセットマネジメント)
  • 1308:上場インデックスファンドTOPIX(アモーヴァアセットマネジメント)
  • 1475:iシェアーズ・コア TOPIX ETF(ブラックロック)

3つとも連動する指数は同じTOPIXですが、コストと決算回数が異なります。

130613081475
信託報酬(税込)0.0548%0.051%0.0495%
総経費率(税込)0.09%非公表非公表
決算回数年1回(7月)年1回(7月)年2回(2月・8月)

信託報酬だけ見ると3本の差はわずかです。ただ、総経費率まで含めると話が変わってきます。1306は信託報酬0.0548%に対して総経費率が0.09%と、隠れコストが上乗せされています。

1308と1475は総経費率が非公表ですが、信託報酬は1475が3本の中で最も低い水準です。

なぜiシェアーズ(1475)を選んだか

3つを比べた結果、1475を選んだ理由は大きく2つです。

信託報酬が3本の中で最も低い

長期保有を前提にすると、コストの差は小さくても積み重なります。0.001%の差でも10年・20年単位では無視できない。同じTOPIXに連動するなら、コストは低い方がいい。それだけのことですが、1475はその条件を満たしていました。

もっとも、隠れコストが非公表なので、実際のコストは他2本とあまり変わらないのではないかと思っています。

決算が年2回で、高配当株と分散できる

決算回数が年2回なのが他2本との最大の違いです。

1306と1308は年1回、7月決算です。一方、1475は2月9日と8月9日の年2回決算で、実際の分配金入金は3月と9月ごろになります。

私はすでに個別の高配当株をいくつか持っていて、配当は6月と12月に集中しがちです。1475を加えると、3月・6月・9月・12月とほぼ均等に分配金を受け取れる形になります。再投資目的であっても、定期的にお金が動く感覚は投資継続のモチベーションになると思っています。

そもそもどうして高配当株投資を始めたのかはこちらに書いています。

1475の配当利回りについて

1475の分配金利回りは、2026年5月時点で約1.7〜1.9%前後です。NISA枠で10万円投資して年2,000円弱。正直、高配当を期待して買うには物足りない水準だと思っています。

TOPIXは時価総額加重平均のインデックスなので、日本株の中で半導体やグロース系の時価総額が上がっていくほど、構造的に利回りは下がっていく可能性があります。高配当を「選別」して組み入れているわけではないので、これは避けられない話です。

同じTOPIXベースで利回りを求めるなら、iFreeETF TOPIX高配当40指数(1651)という選択肢もあります。TOPIX100の中から配当利回り上位40社に絞ったETFで、利回りは約2.2%前後と1475より高め。ただし信託報酬は0.209%と、1475の約4倍です。長期で持つほどこのコスト差は効いてきます。

わたし

現状では、1475との配当利回りの差を信託報酬で埋めるくらいの感じですね。

それでも私が1475を持ち続けているのは、分配金を短期的な目的にしていないからです。今は再投資、将来リタイアしたら受け取りに切り替える。時価総額加重平均のインデックスという設計上の安心感を買っている、という感覚に近いです。

1475を実際に持ってみてどうか

1475を買うまで、私がETFを持ったことはありませんでした。オルカンとS&P500は投資信託、日本株は個別株という組み合わせで、ETFという形式は初めてです。

最初に戸惑ったのが注文の単位です。投資信託は金額指定で買えますが、ETFは株と同じように口数で注文します。1475は10口単位なので、買いたい金額をそのまま入力するわけにはいきません。慣れてしまえば大した話ではないのですが、投資信託しか経験がないと最初は少し面食らいます。

ちなみに、単元未満株を使えば1口単位から買えます。単元未満株の注文方法は、こちらで詳しく書いています。

配当はまだ受け取っていません。今年4月から1475を買い始め、決算が2月と8月なので、初めて分配金が入るのは9月ごろの予定です。

持ってみての正直な感想は、「楽」の一言です。個別株は決算のたびに業績を確認して、保有を続けるかどうか考えなければなりません。1475はそういう作業が要りません。TOPIXが上がれば上がる、それだけです。NISAで日本株を持ちたいけれど個別株は疲れた、という人には素直におすすめできると思っています。

個別株での失敗談はこちらに書いています。

まとめ

1475を選んだ理由を整理するとこうなります。

  • 同じTOPIX連動ETFの中で信託報酬が最も低い
  • 年2回決算で、高配当株の配当時期と分散できる
  • 時価総額加重平均という設計思想が合っている

利回りは約1.7〜1.9%と高くありません。分配金目的で買う商品ではないと思っています。ただ、長期で持ち続けながらいつか受け取りに切り替える、という使い方には向いていると感じています。(もっとも、中身の組み替えで将来的に配当利回りが下がっていくリスクはあります。)

ETFが初めての方は注文単位に少し戸惑うかもしれませんが、一度慣れてしまえば投資信託より値動きがリアルに見えて面白い部分もあります。

同じTOPIXを買うなら、コストと決算回数で選ぶ。私がiシェアーズを選んだのはそういう理由です。

NISAでインデックス投資を5年続けた結果、着実に資産が増えています。

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この記事を書いた人

アラサー主婦。夫と二人暮らし。
満足度を下げない家計管理と、NISA(インデックス・高配当株)での「コツコツ資産運用」が日課です。
体調の波と上手く付き合いながら、暮らしを賢く最適化していくのが好き。
ベランダ菜園やセルフケア、お金の育て方など、実際に試して分かった「無理のない等身大の選択」を発信しています。

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